Vエア、週4便で茨城空港に就航

Vエア、茨城空港就航!首都圏にも飛来!!

成田や関空だけではなくて、地方にある空港にもLCCが飛来するようになって、ホントにLCCが日本を含めた北東アジアにも浸透し始めているのを実感する訳ですが、茨城空港にも3月15日から台湾のLCCであるVエアが就航し、その詳細が先日、発表されました。

具体的に言えば、茨城~台北(桃園)を週4便で運航するとのコト。

  • 茨城発 12:10 → 台北着 14:35
  • 台北発 07:00 → 茨城着 11:10

火・木・土・日曜日の就航になります。

茨城空港と言えば、スカイマークが就航している以外は、ホントにパッとしない状態が続いていて、茨城県が手厚い支援策を施していた矢先ですが、そもそもLCCが就航しやすいように、コンパクトな空港として開港した記憶があるのですが、羽田の国際線再開港と成田にLCCが集まっていたコトから、鳴かず飛ばずの状況でした。

茨城県内はもちろんですが、北関東からも車でならば、そんなに不便ではないですし、東京駅からも片道500円1時間40分程度で結ぶアクセスバス(但し、空港利用者のみ対象)が運転されているので、そこまで都内からのアクセスも悪い訳ではないのですが、国際線としては、中国の春秋航空(上海線)・中国南方航空(深圳線)のみだったのですが、1月30日より杭州線を就航させる中国国際航空に続く、4路線目で、初めての台湾路線と言うコトになります(因みに国内線は、スカイマークだけが就航しており、新千歳・神戸・福岡・那覇(4月28日~直行便で就航)のこちらも4路線)。

Vエア、そして親会社の安全性はどうなのか

それにしても、Vエアの拡大が著しい。
2014年12月に台北~バンコク線を就航させたのを皮切りに、チェンマイとプサンに乗り入れていますが、日本線は、

  • 2015年12月15日 台北~中部線就航(週4往復→3月27日より1日1往復へ増便)
  • 2016年1月23日 台北~関空線就航(1日1往復)
  • 2016年1月25日 台北~福岡線就航(1日1往復)

に続く4路線目。

拡大が著しいと、保守とか整備の部分や定時性は大丈夫なのかな…なんて、つい思ってしまいますが、Vエアの場合、親会社がトランスアジア航空と言うフルサービスキャリア。

普通、親会社が航空会社だと整備部門も蓄積があるので、安心したくなりますが、トランスアジア航空と聞くと、2014,2015年と立て続けて事故があった会社だけに、ちょっと心配してしまう自分がいます。

特に、2015年のトランスアジア航空235便が墜落した事故は、結果的に川に墜落したので更なる参事の拡大には至らなかったモノの、首都の都心エリアの人口密集地に墜落し、それが自動車のドライブレコーダーによって撮影されていて、YouTubeなどで公開されたモノだから、余計にそう言う心理になってしまいます。

 

しっかりと安全面で立て直しが図られていれば良いのですが、これ以上の惨事は望みたくはないですし、日本に折角、盛り上がってきたLCCの勢いを削ぐ結果にもなりかねないですからね(別にLCCだから安全を軽視している訳ではないのに、どうも日本にはそう言う風潮がある気がするので)。

もっとも、事故を起こした機材と、日本に就航している機材は、全然別個のものですから、一概には言えないのでしょうが…

そして、こうして海外の航空会社が就航する時って、安全面のチェックとかを、日本の政府が調べたりはするんだろうか…
その辺りの流れが、全く分かっていないのですが…

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