北陸新幹線には勝てない富山・小松の航空路線!?

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ANA、富山・小松便を減便か!?

去年の日本の旅行産業のホットな話題の1つは、間違いなく北陸新幹線の金沢延伸開業だったと思う。
ある程度のヒットは予測が出来ただろうが、ヒットどころではなく、鍵用半年間の利用者は482万人にまで達していて、前年までの“はくたか”“北越”に比べると、約3倍の伸びになったと言うのだから、驚きである。

勿論、北陸新幹線の開業で関西からはアクセスが宜しくなくなった(特に富山以東)ので、その分は差し引かなくてはならないのだろうけれど。

そんな北陸新幹線の金沢延伸開業で、最も余波を食らったのは、間違いなく航空関連。

新幹線の開業と共に、機材の小型化と、割安運賃をより安値に設定して、利用者の減少に備えたが、羽田線がある小松・富山線は、前年度比で30~40%も利用者が減少してしまったコトで、ANAは3月27日からのダイヤで、両路線の減便を地方自治体に提示しているのが明らかになったとの報道が。

ANAは現在、北陸地方と首都圏を結ぶ路線は、

  • 羽田~富山:1日6往復
  • 羽田~小松:1日6往復
  • 羽田~能登:1日2往復

の路線がある。
この内、富山と小松線を1日4往復に減便する方向でいる模様。

富山線は、割引率の拡大で収入が60%減に、小松線も50%減になっていると言うので、仕方がないのかなぁ…とは思う。
もっとも、これまでの運賃がやたらと高かったと言うのも大きいとは思えてならなくて、新幹線開業前までは、特割の最安値が¥17,890だったのが、開業後は、¥11,290にまで下がったけれども、対距離で考えれば、この位の値段が妥当だとも…

新幹線の東京~富山間は、¥12,730なので、それよりも安くはなっていますが、距離的なコトを考えると、空路の方が早くて多少安くても、新幹線の便利さ・手軽さには太刀打ち出来ないのかなぁ…と言う感触でしょうか。

逆に、1日4往復の路線が残るコトの方が、現時点では驚きに近いかも。
JALの羽田~山形線の様に、国内・国際線への接続の為に1日2往復で存続する様な路線になっても、おかしくはないでしょうから。

路線維持へ、温度差のある地方自治体

富山線に限ってみれば、ダイヤをてこ入れした成果があったのか、搭乗率も改善傾向にあるし、そもそも市街地まで車でスグと言う富山空港の立地もあって、踏ん張っている感はある。
何と言っても、富山空港は羽田依存度が高いので、この路線を失う訳には行かないと言う状態でもあるので、地方自治体としても懸命な状況で、矢継ぎ早に補助金を含めた政策を出して来ています。

逆に、小松線は、福井への需要を拾っている感じはあるけれども、金沢からも不便な空港の立地なので、北陸新幹線の福井延伸が実現すると、路線の維持はかなり怪しい状態なのでは…とすら思える所。新幹線開業の経済効果も金沢が一番恩恵を受けているので、焦燥感も薄い状態で、ひとまとめに羽田~北陸2路線と言っても、かなり温度差があるような状況だったりはしますが、どちらにせよ、路線の存続にはここが正念場と言うのは、変わりがない所。

JALは富山空港からは撤退していて、羽田からは小松線が1日6往復あるだけですが、こちらも搭乗率的には70%を維持していますが、実際の収益的な所は、どうなんでしょうね。

小松線の場合、両社が飛ばしているから、利便性があるとも言えますが、減便が続いたり、片方の会社が路線撤退をすると、もう片方の会社だけでは、利便性面でさらに北陸新幹線には太刀打ち出来なくなりますからね。

それにしても…
新幹線と言う強力なライバルのある日系航空会社って、大変だなぁ…とつくづく思います。
しかも、その新幹線が、まだ路線の延伸、続いていますからね。

2016年は北海道新幹線の開業する年。
羽田~函館線は、どちらに軍配が上がるのやら…

 

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昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。