マイルやポイント付は、対象外に!
7月22日からスタートした新型コロナウイルス感染拡大に対する消費刺激策である「Go Toトラベル」事業。
Q&Aが、7月20日と23日で出されていたのですが、さらに25日付で更新されたヴァージョンが出て来ました。
これまでも度々、このブログでも取り上げて来ていましたが、既に始まっている事業でもあるので、そこまでの大した変更はないだろう…
そう思っていたのですが、ありましたね…
今回の最大の変更点は、なんと「マイルやポイント付の宿泊プランがNG」になったと言う点。
元々、QUOカードなどの換金性の高い金券類を宿泊プランなどに組み込んだ商品は、対象外で会ったので、それに似た感じで、宿泊施設が自らポイントやマイルの設定を行なう場合、一旦、設定価格を引き上げた上で、ポイントやマイルを多く付与するコトで、不当に支援額を多く引き出すコトが想定できるのが、その理由となっています。
でも、ポイントやマイルを使った宿泊は、変わらずに対象内だったりはするのですが。
それにしても、事業がスタートしてから、この変更は、案外、小さくはないですね。
もちろん、不都合点があれば、随時、改善していけば良いと思ってはいますが、元々、マイルやポイント付の宿泊プランは、お得度が高いだけに、QUOカード付などのプランがNGと言うのを想定できたのだから、事前にこんなコトぐらい、分かっていた話の様に思うのですけれどもね。
どうして今更、このタイミングで?とは思わざるを得ないかな…と。
寝台列車の普通乗車券も対象外に!
あと大きな変更点としては、寝台列車などの場合で、「普通乗車券や特急券など、払い戻し手続きを取るコトで不正に給付金を受給できる切符類」は対象外になりました。
ちょっと分かりにくいのですが、要するに、パッケージツアーや団体乗車券などで利用する手配旅行・受注型企画旅行の場合は対象内。
元々、夜行バスは対象外ですし、寝台列車と言うのが、日本ではほぼ絶滅している状態ですが、今回の変更発表で、より範囲が狭まると言うコトになりました。
Q&Aでは寝台列車を想定している感じで、それ以外の記載はないのですが、これは夜行フェリーとかも同様なのかな?
そうなると、さらに範囲が狭まる感じですが。
裏道を塞ぐのは、賛成だけれど…
ま、一言で言えば、迷走中。
そう言う話なのだろうとは思いますが。
逆に、こうした変更点が後出しでまだまだ出てくるようであれば、Go Toキャンペーンを念頭にした旅行と言うのは、考え様です。
あくまでも「Go To対象」と銘打っている商品しか、買えなくなりますね。
もちろん、それでも観光事業者は少しでも潤う訳ですし、この事業を強力に後押しをしている協会はあくまでも個人旅行なんて主眼に置いている企業は、ほとんどナイのでしょうけれど。
何だかなぁ…
やっぱりそう思ってしまいます。
ただ裏道がきっちりと塞がれると言うコトは、正しい判断だとも思いますけれどね。
利用者全員が、善人だとは、やっぱり言い切れないご時世ですから。
ともあれ、事業はスタートしていますが、8月の初めぐらいまでは、まだまだQ&Aは注目しておけって話なのでしょうね、コレ。
関連リンク|
・Go To トラベル事業 Q & A集(7月25日時点)
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