福岡強化で、仙台に再進出！
「フジドリームエアラインズ」が、2025年10月26日から福岡～仙台・花巻の2路線の開設を発表しました。
福岡～仙台線は、1日2往復。
福岡～花巻線は、1日1往復。
使用機材は、76席のエンブラエル170もしくは84席のエンブラエル175。
運航スケジュールならびに運賃などについては、8月下旬に発表するとのコト。
「フジドリームエアラインズ」は、名古屋（小牧）・静岡空港を拠点にしていますが、福岡空港も焦点都市の1つで、既に新千歳・新潟・松本・静岡・名古屋（小牧）の5路線を運航中なので、新路線が開設されると一気に7路線と言うコトになり、静岡空港発着の路線数を上回る規模になります。
ただ現状、福岡発着の東北方面への路線は未運航。
一方、就航先になる仙台空港は、かつては出雲線が開設されていましたが、運航終了で、現在、就航ナシ。
花巻線は、小牧・神戸空港の2路線が運航中なので、福岡線と合わせて合計3路線になる見込み。
JAL運航便が撤退するのか？
福岡から仙台線。
現状だと、IBEXエアラインズ（ANAとのコードシェア便）が5往復。
そしてJAL（ハワイアン航空・チャイナエアラインズとのコードシェア便）が2往復。
もしかして、JAL便から移管するのかな？と思わないでもない。
使用機材もエンブラエルですしね、JAL便も。
あり得なくはなさそうですが、どうなんだろう…
そして「スターフライヤー」も初の東北路線として、参入するコトを発表済み。
「スターフライヤー」も1日2往復での路線開設になる見込み（運航スケジュールは未発表）。
さて…
仮にJAL便が残るとしたら、一気に4社の競合になってしまいますね。
またスタフラがANAとコードシェアをするすれば、1日6往復に…
確かに九州を代表する都市～東北を代表する都市間の路線ですが、はたしてそこまでの需要があるのだろうか…？とは。
マイペースに増えていく路線網
徐々に…ではありますが、路線網を広げる「フジドリームエアラインズ」。
ただ別に新機材を入れる訳じゃないので、既存の路線を間引くのかな？とは。
そろそろ機材数を増やすと言う話が合っても良さそうな気はしますが、やはりその辺りの経営判断は慎重なのでしょうね。
路線網は増えていますが、そもそも小型機なのでそこまで搭乗人員が増えている訳でもないでしょうし。
個人的には、そろそろ大都市圏である首都圏への進出と関西圏の拡大を見たい感じもあるけれど、既存の航空会社と競り合うのも、消耗するだけでしょうし、当分は、独自性のある路線展開になるんでしょうね。
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