トキエア、累計搭乗者数が就航97日で10,000人に到達!

2路線週5日で運航中

2024年1月31日に運航を開始した「トキエア」が、5月6日に累計搭乗者数が10,000人に達したコトが発表になりました。

就航日から数えて、97日で10,000人到達。

「トキエア」の運航機材は、現在、ATR製のATR72-600型機で、1クラス72席。

運航路線は、まず新潟~丘珠線で運航をスタートさせましたが、この4月26日に2路線目となる新潟~仙台線を開設したばかり。

トキエア、2路線目の新潟~仙台線を4月26日に開設へ!

当初の予定では、2023年6月末から運航を開始する予定でしたが、ズルズルと遅れたコトもあり、このゴールデンウィークが、初の繁忙期。
その繁忙期を迎えた最中での10,000人到達と言うコトになりました。

ただ新潟~丘珠・仙台両路線共に、1日2往復での運航ではありますが、現状、運航は月・水・金・土・日曜の週5日運航と言う変則的な体制で毎日運航ではないので、実際にはもう少し短期間での到達と言うコトになります。

 

週7日運航に増便を計画中

順調と言うべきなのかどうか。

それは不明だけれども、まずは1つの節目になる累計搭乗者数に達したのは、間違いなさそう。

この夏を目途に、現状、週5往復での運航体制を毎日運航に増便する計画なので、実現すれば、両路線共に1日2往復での運航になるので、より利用しやすい体制にはなりそう。

今後はさらなる路線網の拡大が計画されており、関西(神戸)ならびに名古屋(中部)方面への路線開設が計画されている状態。
新機材を入れた後に路線網が拡大されるのか、それとも現状の間合いを縫って開設されるのかは、現時点では不明だが、現状では保有機材は2機。
予備機材の確保や習熟度がまだまだ低いと言う観点もあるが、2機で1日4往復と言うのは、やはり物足りないのが実情だし、この運航本数で黒字確保は至難の業と言えそうなので、どれだけ保有機材をフル回転させられるのかも勝負所になるのかな…と。

そしてやはりどれだけ知名度を上げて行けるのか…と言う点も。

拠点の新潟での知名度は、今後、どんどん上がっていくのでしょうが、就航先での知名度向上は、至上命題と言えそうですね。

佐渡路線がいつになるか

関西・中部への路線開設後は、新機材を入れ、佐渡への路線開設が計画されている「トキエア」。

佐渡空港は、新日本航空による新潟~佐渡線が無期限で運休に入って以降、定期便の運航がなく、あればやはりかなり便利になりそう。

佐渡線が開設されるとすれば、短距離離着陸性能を向上させたATR42-600Sでの就航になる見込みで、新潟線の他に首都圏への路線も展開して行く計画。
まだ詳細は未発表ですが、首都圏へ展開するとなると、就航場所は成田になりそうな見込みだが、現状、アクセスがやや不便な佐渡観光には追い風になりそうですが、肝心のATR42-60Sの開発が遅れている状態なので、果たしてどの機材で路線が開設されるのかは、不透明感がある。

まぁ、それまでにどれだけ既存路線で収益を確保できているか…と言うのもあるが、こうして地方空港発着の路線が増えると言うのは、日本の航空業界にとってはプラスの話なだけに、今後の展開は期待して行きたいな…と。

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