ブリティッシュエアウェイズ、Aviosの付与方式を支払金額ベースに!

マイル方式から支払金額方式に変更へ!

英国の航空会社である「ブリティッシュ・エアウェイズ」。
そのマイレージプログラムである「エグゼクティブ・クラブ」が、Avios(マイルの単位)付与方法を、2023年10月18日から変更するコトが発表になりました。

飛んだマイル×会員ランク×予約クラスから、今後は、支払った金額と会員ランクによってAviosが付与される形になります。

ひとまず、支払額1ポンド当たりのAvios付与数は、以下の通り。

 ブルーブロンズシルバーゴールド
1ポンドあたり6Avios7Avios8Avios9Avios

付与されるAviosの基準になる支払額の中には、航空券代以外に、

・アップグレード
・事前座席指定
・超過手荷物

などの料金も含まれ、事前購入・空港での追加購入を問わず、Aviosの付与対象になるとのコト。

対象になるのは、ブリティッシュエアウェイズとイベリア航空が販売するフライト(但し、イベリア航空による販売のフライトについては、イベリア航空の規定が適用されるとのコト)。

For any flights marketed and operated by other airlines, customers will continue to collect Avios according to each airline’s model of accrual.

ブリティッシュエアウェイズとイベリア航空以外の航空会社によって販売されたようなフライトは、既存の加算率が適用される模様です。

 

BA・IBが変更、QRは現行方式を維持!

既に同様の方式は、北米のユナイテッド航空・デルタ航空が採用しているので、その流れが今回、ブリティッシュエアウェイズにも訪れたと言う感じですね。

ただ今回、変更になるのはブリティッシュエアウェイズ・イベリア航空。
JAL運航便をJALで購入し、Aviosで加算する場合などは変更なしです(JAL運航便をBA便名でBAから予約すると適用になるのだと思われます)。

またAviosは、カタール航空も採用しているマイルの単位になりますが、カタール航空も無関係と言う感じになりますね。

ブリティッシュエアウェイズ・イベリア航空・カタール航空は、それぞれ共通のAviosを採用していますが、プログラム自体は別個。

獲得したAviosはそれぞれのプログラムを紐づけていれば、それぞれに移行が可能なので、ブリティッシュエアウェイズとカタール航空、どちらのプログラムで積算する方がお得なのかは、都度、考える必要性が出る場面があるのかも(逆に、この辺りを統一しないのが、Aviosの謎ですね)。

シンプル、だけれど面白みはなくなる…

この方法、ぶっちゃけシンプルだと思うんですよね。
ボクみたいな低価格帯の航空券を求めると、どうしても予約クラスを知っておく必要がありますが、それも不要になりますし(そもそも予約クラスが予約時に分かりにくいサイトも多いですしね)。

でも、面白みもなくなっちゃうのも、また事実ではあります。

安い航空券で高いマイル加算率を狙う。

こうしたコトができなくなり、マイルを貯めるには、単純に資本が必要になる訳ですからね。

まぁ、もちろん、それが狙いな訳ですが。

マイレージプログラムの妙は、そうした安いコストで高いマイルと、距離の割に少ないマイル数で飛べると言う点にある訳ですし。

ま、抜け道を塞ぐには最適な手段。
逆に、どうしてそこまで広がって行かないんだろう…と思うレベル。
システムの更新費用を考えると、なかなか踏み切れないってコトなのかな…?

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