京福バス・福井鉄道(バス)、新幹線延伸を前に2月24日~ICOCA導入へ!

福井のバス会社がICOCA導入!

福井県で路線バスを運行している「京福バス」と「福井鉄道(バス)」が、北陸新幹線敦賀延伸を前にして、2024年2月24日から県内の路線バスで、交通系ICカードの「ICOCA」を導入するコトを発表しました。

京福バス・福井鉄道|ICOCA導入
  • 導入時期|2024年2月24日~
  • 対象バス路線|
    ・京福バス…コミュニティバスなど一部の路線を除く
    ・福井鉄道(バス)…フェリー線・大島線・本郷線と越前市市民バス・越前町コミュニティバスを除く
  • 利用可能な交通系ICカード|
    ・ICOCA
    ・Suica
    ・PASMO
    ・Kitaca
    ・TOICA
    ・manaca
    ・PiTaPa
    ・SUGOCA
    ・nimoca
    ・はやかけん

今回、交通系ICカードが導入されるのは、京福バスで122台、福井鉄道のバスで27台の車両で福井県と国による支援を元に2022年度から準備を進めてきたモノ。

京福バスでは、福井駅東口京福バスチケットセンター・坂井営業所・丸岡バスターミナル・ショッピングモールヴィオでICOCAを新たに取り扱うほか、福井鉄道ではたけふ新駅内のバスチケットセンターと神明駅で取り扱いを行なう。

さらに京福バスでは、新たに同一月内で京福バスを2,001円以上をICOCAで利用した場合、2,001円以上の利用額に対して、16%分のチャージ専用のWESTERポイントが付与されるサービスもスタートさせることが発表になっています。

翌月末ごろに小数点以下は切り捨てて付与される形。

これらに伴って、京福バスでは金額式回数券・環境定期制度・福井市内230円区間内フリー定期・福井市内230円区間内1日フリーきっぷ・朝倉氏遺跡フリーきっぷの販売が終了になります。

 

WESTERポイントは観光客でも可能性あり!

新幹線県内開業を前に、交通系ICカードの導入は、やはり利便性が高くなるし、ストレスフリー。

欲を言えば、(新幹線とは関係ないですが)福井駅~小松空港のアクセスバスにも導入してくれれば…と言う感じがするけれど(こちらはクレジットのタッチ決済が導入されています)。

この辺りは、未だに「城下まち金沢周遊バス」と「金沢ライトアップバス」でしか、全国の交通系ICカードが使えない金沢の北鉄バスとは違う感じ。

さらに京福バスは、同一月内で2,001円以上利用すればWESTERポイントによる還元もスタート。

こちらは何気に観光客でも対象になりそうな気がします。

と言うのも、地方のバス路線ってやっぱり高いんですよね。

例えば、あわら湯のまちから東尋坊にバスだけで行くと、片道570円。
仮に往復すれば、それだけで1,140円。
さすがにそれだけでは2,001円は超えないけれど、丸岡城を見に丸岡バスターミナルまで行くと、あわら湯のまちから片道870円なので、あわら湯のまち起点にして東尋坊と丸岡城をそれぞれ往復すると、2,001円を越えてくる。

またあわら湯のまちから永平寺にバスだけで行くと、片道1,450円ですから、往復するだけで対象になりますね。

注意点はあくまでも2,001円を越えた分に16%のポイント還元と言う点ですかね。
2,500円だったら、2,000円分はカットして500円分の16%。

他の交通系ICカードを使っているのであれば、わざわざこのために磁気タイプのICOCAを持つ意味はないかと思うけれど、モバイルICOCAなら手軽に準備できるから、アリと言えるのかも。

えちぜん鉄道・福武線にも導入へ!

福井関連では、今後、えちぜん鉄道と福井鉄道福武線にも交通系ICカードが導入される予定。

ただこちらに関しては、新幹線県内開業には間に合わなさそうで、2024年度内のできるだけ早い時期の運用開始を目指したいとのコト。

えちぜん鉄道なんかは、一応、有人駅ならばQuick Payが使えるんだけれど、両社線で利用可能になると、鉄道~バスまで交通系ICカードの利用が可能になるので、一気に福井での地域公共交通のキャッシュレス化が進みそうな感じで、より便利になりそう。

新幹線ができるコトでまた変わり始めますね、いろいろと。

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