JAL、ステイタス会員にボーナスFOP!
コロナウイルスの感染拡大に伴う特別措置は、日本のみならず海外でも行われていますが、JALがまた新たな特別措置の実施を発表しました。
今回、発表された特別措置は、JALマイレージバンクのFLY ONステイタス会員に対して、2021年分のボーナスFLY ONポイントを付与すると言うシロモノで、ステイタス獲得の機会が減少する中で、引き続き、上級会員を維持して貰おうと言う施策になります。
具体的には、こんな感じ。
対象|
2021年度FLY ONステイタス(有効期限2022年3月末)を保有する会員
内容|
以下のボーナスFLY ONポイントを積算
・JMBダイヤモンド…40,000FLY ONポイント
・JGCプレミア…28,000FLY ONポイント
・JMBサファイア…15,000FLY ONポイント
・JMBクリスタル…8,000FLY ONポイント
ボーナスFLY ONポイントは、2021年1月7日時点の確定した2021年度のステイタスを基に、2月中旬までに積算されるとのコト。
特別対応によりFLY ONステイタスが2021年度延長対象になっている方も、今回のボーナスポイントの付与対象になっています。
かなり思い切った措置に思えるが…
これは案外、思い切った感じと言う気がしますね。
各ステイタスに必要なFLY ONポイントと、今回の特別措置で付与されるボーナスFLY ONポイントの数を見てみると、こんな感じ(FLY ONポイントは、FOPで略)。
ステイタス | ステイタス条件 | ボーナスFOP | |
JMB ダイヤモンド | 100,000FOP | 120回+ 35,000FOP | 40,000FOP |
JGC プレミア | 80,000FOP | 80回+ 25,000FOP | 28,000FOP |
JMB サファイア | 50,000FOP | 50回+ 15,000FOP | 15,000FOP |
JMB クリスタル | 30,000FOP | 30回+ 10,000FOP | 8,000FOP |
実際にはJALグループ便への搭乗回数など、もう少し規定がありますが、今年~来年の少なくとも春ぐらいまでは、ワンワールド加盟航空会社便に搭乗すると言うのは、現実的じゃないように思えるので、この際、除外して考えると、今回のボーナスFLY ONポイントの加算で、回数をこなすだけでステイタスを維持できると言う感じになります。
逆に言えば、それだけ上級会員に期待していると言うと表れなのでしょうね。
何と言っても、出張・旅行意欲が高い人が相対的に多いでしょうし、その中でもJAL便を利用してくれる可能性が一番高い訳で、日銭を得やすい訳ですから。
逆にこの層にソッポを向かれてしまうと、残るは浮動層になってしまうので、やっぱり価格面での訴求が必要になって来るのでしょうから。
大盤振る舞いにも見える。
だけれど、この層に逃げられるよりはマシ。
そう言う判断なのでしょうか。
相対的にまだ傷が浅いと言われているけれども、やっぱりJALとしても切羽が詰まっている…
そう言うコトの表れなのかも知れませんね。
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