名称はVポイント、デザインは既存Tポイントカラー
既に統合されるコトは発表になっていたTSUTAYAなどのカルチュア・コンビニエンス・クラブが率いる「Tポイント」と、三井住友フィナンシャルグループが率いる「Vポイント」。
TポイントとVポイントが、事業統合でより大きな経済圏へ!
この度、統合後の新ポイントの名称が「Vポイント」になるコトが、新しいロゴと一緒に発表になりました。
新しいVポイントのロゴは、Tポイントの青・黄色のカラーを生かしたデザインに。
名称はVポイント・デザインはTポイントと言う感じですね。
統合された後も、それぞれの既存ユーザーは、これまで通りポイントサービスを利用でき、全国約15万店舗の提携先でポイントが貯められるほか、Visa加盟店では三井住友カードのクレジットカード・Oliveフレキシブルペイなどの利用、さらに三井住友銀行・SMBC日興証券・SMBCコンシューマーファイナンスと言ったグループでもポイントが貯められるようになります。
貯めたポイントは、これまで通り1ポイント=1円分として、提携先・Visa加盟店・三井住友銀行・SBI証券などで利用が可能なコトが、改めて発表になっています。
Tポイントの救済が目的?
業務提携・統合だけでなく、資本的にもCCCMKHDヘSMBCグループが出資するコトになりますが、CCC側が60%、SMBCグループ側が40%と言う出資比率。
つまりは過半数を押さえているのは、CCC側なのですが、それでも勢いをなくしたTポイント陣営の救済感がぬぐえない感じはしますね。
それは今回、名称としてはVポイントが採用されたのからも明らかな感じはします。
ただVポイント側も、ポイントプログラムとしてはジリ貧だったのは間違いがナイ。
と言うのも、SMBCグループ内のポイントと言う範囲内のプログラムであり、そこからの展開が見えなかったですからね。
なので、どちらにとっても渡りに船だったのかな?と言う感じ。
ポイントプログラムは、今や真ん中に金融・決済・カード事業がナイと伸び悩むような状態。
Tポイント陣営は、そこで他のプログラムの後塵を拝していた訳ですが、今回、SMBCグループと統合するコトで、その辺りは強力な後押しが入って来る。
単に加盟店で使ってポイントを貯める…と言うプログラムから、脱却する機会にはなりそう。
つまりは、ポイントの貯め方が大きく変わるのかな?と言う感じはしますね。
提携先がどうなるのかが、鍵
大きな枠組みは、1+1=2。
ただ実際のところは、どうなるんだろう。
個人的に気になるのは、Tポイント=WAONポイントとの交換の部分とかかな。
あとはウェルシアとの提携関係が、変化するのかどうか。
この辺りが気になるかなぁ…と。
と言うか、“貯める”と言う点では、統合してもあまり変化がナイのでしょうが、“使う”点は変化が出てもおかしくはないですからね。
まぁ、主だったところはそこまで変化がナイのかも知れないし、統合をきっかけにまた新しい提携先ができる可能性だって、もちろん低くはないのでしょうが。
コメントを残す