待望の関空線開設!
UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビを拠点にしている「エティハド航空」が、2023年10月1日から関空~アブダビ線の開設を発表しました。
エミレーツ・カタール航空と並ぶ中東御三家の一角である「エティハド航空」なので、単にアブダビ・UAEへの利用だけでなく、その先に豊富な路線網があるので、これはかなり関空ユーザーには大きなニュースと言うコトになりそう。
ひとまず、運航スケジュールは以下の通り。
- EY831 関空17:25→アブダビ22:55|月・水・金~日曜運航
- EY830 アブダビ21:40→関空11:55(翌日着)|火・木・金~日曜運航
関空発はゆっくりの夕方発。
日本国内線ともイイ感じで乗り継げそうな感じもしますね。
アブダビ到着が深夜帯に入るころなのが、ちょっとネックにはなりそうですが、アブダビ発は夜便なので、しっかりと1日満喫してから帰国できますね。
また関空着が昼前後なので、こちらもゆっくりと帰宅できるし、国内線への乗り継ぎも無理がナイ時間帯と言えそう。
使用機材は、ビジネスクラス28席・エコノミークラス262席の2クラス290席を擁するボーイング787-9型機。
ま、さすがにファーストクラス搭載で関空便と言うのは、あり得ないから、妥当なところでしょうね。
ANAとの提携があるエティハドゲスト
「エティハド航空」のマイレージプログラムはエティハドゲスト。
提携航空会社としては、現状、
- ANA
- アシアナ航空
- 大韓航空
- 海南航空
- マレーシア航空
- ガルーダインドネシア航空
- スリランカ航空
- ガルフエアー
- オマーン航空
- サウディア
- ELイスラエル航空
- エアカナダ
- アメリカン航空
- エアーセルビア
- エアーヨーロッパ
- ブリュッセル航空
- スカンジナビア航空
- ロイヤル・エア・モロッコ
- ニュージーランド航空
- ヴァージン・オーストラリア航空
と、アライアンスは未加盟ながら、かなり広範囲な提携関係。
アライアンス未加盟だからこそ、捉われずに自由な提携になっているのが特徴ですね。
その中でも日本ではANAとの提携があるので、ANAのマイレージプログラムでもマイルが加算可能と言うのは、嬉しい感じですね。
【搭乗記】初めてのエティハド航空!
ボクもサウジに行った時に、香港~アブダビ~マスカットなどで搭乗しました。
日本発じゃないので、機内食などは参考程度にしか…って感じですが、アブダビまでの機材は、今回、発表になった関空線と同じボーイング787-9型機でした。
パーソナルモニターが、クリアで見やすかった印象が、とても残っている感じですね。
あとモニター表示のマップがカッコ良かったです。
ただアブダビ→マスカットは短距離フライトと言うコトもあって、正直、ビミョーさは感じましたが(それでも短距離なのに軽食が出たのは、中東御三家の航空会社らしいなぁ…とも)。
アライアンス未加盟を貫くのか?
「エティハド航空」の日本路線としては、成田・中部線に続く路線。
あまり名古屋に就航していて、大阪未就航と言うケースは他では見られなかったように思えますが、ようやく関西にも進出です。
関空としても、東・東南アジアからのフライトは増えていますが、なかなかそれ以上の距離の路線が増えない状況だったので、嬉しいニュースですかね。
ただそもそも「エティハド航空」、経営状況的には、どうなんでしょうね。
他の航空会社への資本参加など、ことごとく失敗してしまって、なかなかエミレーツ航空との差を埋められないままですが、そうこうしている間に、ターキッシュエアラインズが躍進し、サウジアラビアも国営の航空会社を設立して、一気に需要獲得を目指す動きが本格化していますし。
そろそろアライアンスに入る動き、見せないのかな?とは。
コメントを残す