ANA FESTAで、顔認証でチェックイン=マイル付与の実証実験開始!

チェックイン1回で30マイル!

ANAは、ANA Digital Gate・全日空商事・ANA FESTA・日立製作所の4社で、空港内ショップの「ANA FESTA」対象店舗20店舗で、来店時にマイルが貯められる「顔認証スタンプラリー」の共同実証実験を2023年9月30日までの期間でスタートさせました。

これは日立が持っている特許技術の「PBI」を活用しての実験。

ひとまず、内容はこんな感じ。

ANA FESTA 顔認証スタンプラリー
  • 期間|2023年3月29日~9月30日
  • 対象店舗|国内11空港にある合計20店舗のANA FESTA
  • 内容|来店チェックインでマイルをもれなく付与
    ・初回登録…50マイル
    ・来店チェックイン…1回ごとに30マイル
    ・初回/2回目/4回目は追加で50マイル
    ・10回目は追加で100マイル

同日中の同一店舗での来店チェックイン上限回数は、1回のみ。
キャンペーン期間中の来店チェックイン上限回数は、20回まで。

それぞれの対象空港を見てみると、こんな感じ。

  1. 新千歳空港
  2. 仙台空港
  3. 羽田空港
  4. 広島空港
  5. 松山空港
  6. 山口宇部空港
  7. 福岡空港
  8. 長崎空港
  9. 鹿児島空港
  10. 那覇空港
  11. 石垣空港

事前登録として、スマホなどのカメラ付きデバイスから自身の情報と顔情報を専用サイトから登録する必要がある。
それを行なうコトで、対象店舗店頭に設置されるタブレット端末で顔認証を行なうコトで来店チェックインになり、ANAのマイルが付与される仕組み。

今後は、ANAマイレージクラブに紐づいた属性・利用データをもとに、マーケティング活動を進めて行くとし、さらにホテルなどのチェックインや決済などのサービス拡充の検証を進めて行く方向とのコト。

関西エリアなどは対象店舗ゼロ!

もれなくマイルが貰えると言うお手軽なキャンペーン。

1回のチェックインで貰えるマイル数は、そこまで…かも知れないですが、お手軽ですし、MAX回数まで行えば、そこそこのマイル額にはなりますね。
しかも、キャンペーン期間もゴールデンウィークや夏休みを挟んで、長めと言うのも嬉しいですし。

ただ何故か対象店舗が偏っている感じがしなくもない。

関空・伊丹・中部は対象店舗がなく、山口宇部なんかが入って来る…

まぁ、色々なデータを取りたいんでしょうけれどもね。

今一つ、選定の理由が分からない感じがあります。

ただ関空や伊丹・中部に対象店舗が無くても、そこから飛んだ先に対象店舗があれば、問題はなかったりするので、やはりひとまず顔情報を預けるコトに抵抗がナイなら参加しておくのがベターって気がしますね。

ってか、制限区域外にある店舗が対象になっていたりする場所もあるので、飛ばなくても参加できたりしますし、ターミナル自体が異なる羽田以外ならJAL便利用でも参加できるんじゃない?と言う感じ(さすがに30マイルのためにターミナルを跨いで羽田でも参加するのは、お得感は低いように思うけれど)。

まぁ、スタンプラリーには参加したけれどもANA便搭乗実績がナイ…なんてデータも見たかったりするんでしょうが。

今後増えて行くであろう顔認証

顔認証を用いたサービスと言うのは、今後、どんどん増えて来るのだとは思う。
なんなら、搭乗券やチェックインが不要になり、顔認証で代用…なんてコトも、もうそう遠くない時代に実現するのだろう…と思う(鉄道では実証化されますしね)。

画期的に便利になるか?と言われたら、まだまだ先の話なのかも知れないけれど、買い物なども顔認証で紐づきのクレジットカードから代引き…とかにまでなったら、やっぱり便利なんだろうなぁ…と(特に、海外でもOKとかになったら便利そう)。

ただ個人情報の行く先は、やっぱり気になる方も多いでしょうね。

また法整備なども、一般的に実用化されるまでにどこまで追い付くのか…と言う感じもしなくはないけれど。

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