国内3社目になる737-MAX 8の導入!
JALが、2923年3月23日、未決定だったボーイング737-800型機(2クラス合計165席)の後継機として、ボーイング737MAX8を2026年から21機、導入するコトを発表しました。
国内では、ANA・スカイマークに続く3社目の導入。
JALによるボーイング社製の新機材発注は、18年ぶり。
今回、退役対象になるのは、2007年3月に就航し、これまで合計で50機が導入され、現在もまだ43機が運航されている737-800型機の内、初期に導入した機材。
737MAXの標準型になるのが、2016年1月に初飛行した737-8。
標準で、189席を擁する機材。
胴体長は39.52m。
エンジンはCFMインターナショナル製のLEAP-1B搭載。
燃費とCO2排出量は、エンジンで12%・ウィングレットで2%・胴体後部の形状見直しで1%ばかり改善し、合計で約15%ばかり削減できるとのコト。
小型機だが、現行のJALの中では機材数の多い機種の更新とあって、注目を集めていたが、今回、更新の対象にならない分については、様々な機材を対象に検討をするとし、胴体長が最も長い737MAX10も検討対象にはなるが、
まだ形式証明を取得していないので、今、どうこう言える時期ではないが、非常にポテンシャルの高い機体なので、検討を進めたい
と、会見で赤坂社長は述べるに留めています。
ひとまずJALへの導入は2026年なので、まだ少し時間に猶予がありますが、新しい機材の到着を今から楽しみにしたいところですね。
ボーイングかエアバスか…
737-800型機の更新。
ボーイングになるのか、それともここでもエアバスを取るのかどうか。
それが注目された部分ですが、結果的にはやはりボーイングを選択。
まぁ、元々、JALは頑なにボーイング派ですし、現行機種は737-800型機なので、親和性があるのもボーイング737MAX 8の方ですしね。
妥当と言えば、妥当。
ボーイング737MAXはシリーズで、世界50以上の航空会社により900機以上が運航されている人気機種。
事故はありましたが、それ以後、改良も進めていますしね。
ただ新しい機材ですが、設計的にはどうなのだろう?
設計的には古いままで、そこに新しいモノを入れ込んで、ソフトパワーで制御しているイメージなんですけれどもね。
事故もありました。
その後、しばらくは日本での飛行もNGになるような状態。
もちろん、事故に対しての検証は進められていて、現時点で、問題点は皆無と言う判断なのでしょうが、やはり空の安全と言うのは必須の話なので、気にはなるところだったりしますが。
シリーズで派生型も出ているし、MAX10の形式証明に向けた動きも続いているので、JALとしても次に繋がる機材と言うのは、間違いがないように思いますが。
JAL、最多機材機種の更新へ!
機材の選定と言うのは、航空会社にとっては、最も大きな設備投資。
JALの場合、この737-800型機が保有する最多の機材なだけに、今後のJALを占うモノではありましたが、ボーイングを選択。
ま、妥当かな…とは思うけれど。
逆にJALがエアバスを採用したと言うコト自体が、ボーイングの凋落を表すモノでもあったのでしょうし。
JALは最新機種はやっぱり整備や設備もイイ感じだと思うのですが、古い機種も国内線を中心に多いので、それらが変わっていくと、またボトルアップ的にイメージが変わっていくかも知れないですね(もちろん、その間に現行機種はどんどん古くなるんですが)。
いつ、実際に乗れるのかどうかは不明だけれど、今から楽しみにしたいなぁ…と。
コメントを残す