WHO、長距離航空便ではマスク着用を推奨?

オミクロン株派生型が急拡大しているのを受けて…

世界保健機関(WHO)は、各国が長距離の航空便利用者に対して、マスクの着用推奨を検討すべきであるとの見解を、発表しています。

これは新型コロナウイルスの最新オミクロン株派生型の感染が、米国で急拡大しているコトを受けての見解。
ただし、あくまでも見解を発表しただけで機関として正式な声明か?と言われると、そうでもなかったりしますが。

記者会見で見解を発表したのは、欧州当局。
ヨーロッパでもオミクロン株派生型の“XBB.1.5”が少数ながらも検出されており、それが増加しているとのコト。
既に米国では、2023年に入ってからの1週間の新型コロナ新規感染者の中で、“XBB.1.5”は27.6%を占めているコトが保健当局から発表されている状態。

長距離の航空便など、リスクの高い環境では利用者にマスクを推奨するべきだとし、それだけでなく

新型コロナの感染が広がっているあらゆる場所から到着する利用者に推奨すべき

とした。

懸念されている“XBB.1.5”はこれまでに検出されているオミクロン株派生型の中では、最も感染力が強いとされているが、現状、世界各地でどの程度の感染拡大の波を引き起こす可能性があるのかなどは、不透明。

ただ同時に、特定の地域だけに焦点当てないコトも重要だとし、対策を検討する場合は、

渡航対策は非差別的な方法でするべきだ

との見解も示しており、対中国に関して、水際対策を強化している国が出ている状態に一線を画す感じではある。

長距離便限定と言うよりも、寧ろ…

長距離便ねぇ…

ふと、そう思ったりもした。

日本人が思う長距離便と、米国在住者が思う長距離便はやや異なるだろうし、線引が難しいような見解だなぁ…と。

主に2拠点間での利用が多い日欧間と以遠からの利用も多い日米間だと、同じ長距離路線でも状況は異なるだろうし。

ただ不特定多数の国からの人が集まりやすいのは事実なので、マスクをして感染対策を自身で行おう…と言う流れに持って行きたいのでしょうね。

なので、不特定多数の国からの人が集まりやすい路線であれば、WHOとしてマスクの推奨を打ち出すべきのようにも思える。

つまりは距離に関わらず、国際線では…と言う感じで良いのでは?と。

もちろん、どれだけマスクに効果があるのかなどの話もあるだろうが、しないよりしていた方が感染リスクが多少なりとも下がるのは事実でしょうしね。

国によってマスクに対する拒絶反応があるのも事実でしょうが、こうした見解を示すのであれば、WHOとして今まで蓄積されたマスクの効果に関するデータを元にした有効性を、もっと打ち出すべきなのでは?とも。

結局、“マスクのエビデンスは?”で終わっちゃうような気もするので。

意味をなしていない使い方なら、外せばいいのに…

日本でも最近、マスクを外して歩く人も少しずつ増えたかな?と言う気はする。
それはそれで個人の判断なのでしょうが、個人的にはまだ付けていたいとも。
そもそもインフルエンザの時期でもありますからし、少なからず意味はあるモノだとは思っているので。

ただ付ける・付けないは別として、嫌いなのは“付けた気でいる人”。

先日もバスに乗ったら、通路を挟んだ座席同士で顎マスクなのに大きな声で話すおじいちゃんがいましたが、もう何のためのマスクだよ…と思ってしまう。
するならするでちゃんとマスクをするべきで、単なるパフォーマンスとしてのマスクなら外しちゃえよ…と。

その前も温泉に行っていましたが、温泉に入るまではマスクをしていた方々が、脱衣所でマスクを取ってからはずっと話している。
浴槽に入ると水音で声が通りにくいからなのか、さらに大きな声で話している。

いやいや、ここまでマスクしてきた意味は?と…

でも…
コロナの感染が拡大して3年。
未だにマスク〜って話になるとは、さすがに思っていなかったなぁ…

結局、それぐらいしか感染拡大を少しでも遅くする対策がナイってコトなのだろうなぁ…

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください