ローシーズンの必要マイル数で飛べる!
南九州・沖縄を拠点にしている「ソラシドエア」。
独自のマイレージプログラムとして「ソラシドスマイルクラブ」があるのですが、2023年3月上旬に特典航空券のマイル数が減額となる「春の減額マイルキャンペーン」の開催を発表しています。
具体的な内容としては、こんな感じ。
- 予約期間|2023年1月16日10:00〜25日17:59
- 搭乗期間|2023年3月1〜16日
- 対象路線|ソラシドエア運航便のうち、以下の路線を除く全路線
・羽田〜那覇
・神戸〜那覇
対象路線限定!と銘打っていますが、対象外なのは、2路線だけなので、かなり幅広い路線が対象になりますね。
ただ本土〜那覇間の路線は、九州線以外だと中部発着のみが対象になるのは、やや残念な気持ちもありますが。
具体的な必要マイル数は、以下の通り。
路線 | 種別 | 通常マイル数 | 減額マイル数 |
那覇〜石垣 | 片道 | 5,000マイル | 4,000マイル |
往復 | 9,500マイル | 7,500マイル | |
羽田〜宮崎・熊本・長崎・鹿児島・大分 中部〜宮崎・鹿児島 那覇〜宮崎・鹿児島・福岡 | 片道 | 7,000マイル | 5,000マイル |
往復 | 12,000マイル | 9,500マイル | |
那覇〜中部 | 片道 | 8,000マイル | 6,000マイル |
往復 | 13,000マイル | 11,000マイル |
羽田発着で見ると、九州まで片道2,000マイルの減額。往復だと2,500マイル。
ローシーズンの必要マイル数で利用ができるという感じです。
路線網が増えたと言えども、まだまだ路線数はそこまで多くないですし、長距離路線は国際線未進出なので皆無。
なので、なかなかすんなりとマイルを貯められる航空会社か?と言えば、そうでもないので、この減額マイルは嬉しい感じですね。
もちろん、オトクなクレジットカードのポイントを移行して減額マイルに挑むと言うのも、アリですけれどね。
エア・ドゥとの共同キャンペーンは…?
わざわざ“春の”と銘打ったと言うコトは、今後、シーズン的に開催されると言うコトを意味しているのかな?なんて、ちょっと思っちゃったりもしますが、同じような減額マイルキャンペーンを秋口に開催したコトもあるので、可能性は高そうですね。
ただ「ソラシドエア」としては、北海道を地盤にする「エア・ドゥ」と持株会社方式で経営統合済み。
あくまでも独自で会社を維持すると言うのは、経営統合した際も語られていた話ではありますが、こう言ったキャンペーンぐらい、共同で行えばイイのに…とも。
逆に、それすらしないのであれば、持株会社方式での経営統合の意味がどれだけあったのだろう?とも。
少なくとも、利用者的にはあまり感じられる部分はないですよね。
ブランドをそのまま継続するのであれば、キャンペーンを共同でおこなうと言うコトもアピールに繋がると思うんですけれどね。
本社機能などの部分が統合できるのは、コストカットの上では大きいかと思うけれど、こうしたキャンペーンも統合されないのであれば、どこまで本社機能なども統合されているのだろう…とも。
まぁ、整備面などでの統合効果は大きそうですけれどね。
お得なキャンペーンも多いソラシド
逆に言えば、「ソラシドエア」は、こうしたキャンペーンも多く開催している航空会社。
さすがにJAL/ANAほど豊富でもないけれど、大手2社に次ぐぐらいにキャンペーンが多かったりします(LCCを除く)。
なので、仮に「エア・ドゥ」と経営が完全に統合されてしまうと、キャンペーンの頻度も落ちてしまう可能性があるから、寧ろ、利用者としてみれば、統合されないほうが良いのかも?なんて思っちゃったりしますね。
ただ路線数がまだまだ少ないのだから、ここは2年間、マイルの増減があれば有効期限撤廃!なんて方向を打ち出してくれないかなぁ…と。
さすがに…
経営的には厳しくなっているのは事実だし、難しいかも知れないけれど、どの航空会社もマイルを資産として積極的に打ち出すようになっている状態。
JALやANAと同じ土俵に上がっても、路線数が違いすぎて勝てないわけで、違う方向軸を持つのは、悪い選択じゃないと思うのだが…
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