珍しく3連チャンで「ユナイテッド航空」関連の記事。
ユナイテッドってあまり乗ったコトがない航空会社なんですけれど、実はひそかにマイルを貯めている航空会社だったりするんで…(笑)
1月から手数料無料化に!
「ユナイテッド航空」のマイレージプログラムである「マイレージプラス」。
ANAも加盟しているスターアライアンス加盟航空会社であり、貯めたマイルの有効期限もないので、日本在住者であっても貯めやすく使いやすいプログラムだったりするのですが、今まで、弱点の1つだったのは、特典航空券のキャンセル・変更手数料が高かったと言う点。
一般会員だと、日本円で10,000円以上するコトもあり(実際は米ドル計算なので、今の為替水準だと15,000円ぐらいになったりする…)、結構、高い。
いや、高いと感じるのは、日系のJAL/ANA共にこうした部分のキャンセル手数料が抑えられているからなのかも知れませんが…
これまでコロナ禍で、多くの航空会社で運休・欠航が相次いだコトもあって、キャンセル・変更に関しての手数料は、例外的に無料と言う対応を取っていたりしましたが、「ユナイテッド航空」でも同じような対応がなされてきました。
が、これが…
恒久的に、「マイレージプラス」の特典航空券に関するキャンセル・変更の手数料が無料になるコトを発表しました~!!!!
これは嬉しい!
ってか、いきなりの方針転換、どうしたの?と思ってしまうぐらいですが。
特に日本の企業で働いていると、先の休みなんか分からないコトも多く、行けるのか行けないのかも分からない状態で特典航空券を取るコトが多いかと思うので、もうかなり嬉しいニュースですね。
具体的に変更になる(手数料がなくなる)のは、2023年1月1日以降で、以下のような感じになります。
まだ電話での特典航空券の予約は、手数料が必要だったりしますが、日本在住でわざわざ電話を使って手配する人も多くはないでしょう。
また、ノーショーでのマイル返還に手数料が掛かるのは仕方がないですよね。
ってか、この公式サイトのお知らせだと、ユナイテッド航空便以外のスタアラ運航便でも提携航空会社便でも無料っぽいですね。
とすると、もちろん、ANA運航便も無料化と言うコトになりそうですね。
マイレージプラスのメリットがまた1つ…
「ユナイテッド航空」の「マイレージプラス」。
メリットがかなり多いプログラム。
簡単に挙げてみると…
- 貯めたマイルの有効期限がナイ
- ANAの国内線特典航空券が5,500マイル~発券が可能
- ANAの国内線特典航空券はANAのマイルで取得するよりも、早く予約が可能
- 特典航空券に対してはサーチャージが不要
日系と比べるとやっぱりメリットは際立っていますね。
特に、のんびりと貯めたい!と言う人には、マイルの有効期限がありませんからね。
それでいてANAの特典航空券もかなり低いマイル数で取得可能ですからね。
今回、特典航空券の手数料撤廃は、さらにメリットを増やした感じ。
逆にデメリットを考えてみると…
- 国際線特典航空券の必要マイル数が変動制
- 国際線特典航空券の必要マイルチャートがなくなった
- 長距離の国際線特典航空券の必要マイル数が多い
こんな感じ。
ある程度、マイルが貯まったので国際線に~と思っても、必要マイル数が変動するし、そのチャートがないので、どのぐらい貯めればどの辺りに飛べるのかは、調べてみないと不明なのは、デメリットですかね。
まぁ、何となくは分かるんだけれど。
でも個人的に最大のメリットでもありデメリットは、「エクスカーショニスト・パーク」が分かりにくいってところですかね。
使いこなすと無敵の「エクスカーショニスト・パーク」なんですけれども、やっぱり分かりにくくて、このブログでもこれまでスルーし続けて来ていますけれど。
マイルを収益の1つにする流れの一環か?
マイレージ関連って、何か変更がある時って、大体、利用者の多くにとっては改悪になるケースが多いのですが、今回は、改善って感じですね。
コロナ禍で財務的には傷ついた中で、この措置を取って来たと言うのは、なかなかできる話じゃないようにも思うけれど、収益の柱の1つとして“マイル”を重要視した結果なのかな?
日系のJALやANAも“マイル”を収益の柱の1つに据えて動き始めているけれど、あくまでも“生活の中にマイルを…”と言う流れのように思う。
今回の「ユナイテッド航空」の動きは、そうした形ではなく、“マイル”自体の魅力を上げるための動きに思う。
それに日系も続くようになってくれば、より“マイル”が使いやすく・貯めやすいモノになると思うんですけれどもね。
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