中部、LCC専用2タミの国際線運用、再開へ!

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2年7ヶ月ぶりに国際線が2タミに!

2022年10月11日に、日本におけるコロナ対策としての水際緩和政策が緩和されたコトで、一気に日本発着の国際線も運航再開の足音が聞こえてきた状況。

そうした流れを受けて、中部国際空港(セントレア)は、2020年3月20日から供用を見合わせていた第2ターミナル(2タミ)の国際線の運用を、2022年10月30日に約2年7ヶ月ぶりに再開するコトを発表しました。

ただ当面、国際線の到着動線としては、

  1. 第2ターミナルに到着
  2. 第1ターミナルで検疫・入国・税関手続き
  3. 第1ターミナルから一般エリアへ

と言う流れになる見込み。

出発ロビーは、4:30〜19:00までの開館。

LCC専用のターミナルとして2019年9月にオープンしたセントレアの2タミ。
鉄道駅・高速船の発着があるアクセスプラザからは、複合型商業施設の「FLIGHT OF DREAMS」を経由してアクセスするかたちで、歩いて約7分程度、離れた場所にある。

コロナ禍で当初、2タミの発着便は国内線を含めて全便が運休したコトから、2020年4月に全館を閉館。
同6月に再開し、それ以来、「ジェットスター・ジャパン」の国内線のみが運航されている状態なので、ようやく…と言う感じだろうか。

4社のみで運用再開へ!

ただ2タミでの国際線が再開…と言っても、下記の4社のみ。

  • セブパシフィック航空
    中部〜マニラ|1日1往復
    運航中
  • 香港エクスプレス航空
    中部〜香港|週4往復
    10月24日〜運航再開
  • タイガーエア台湾
    中部〜台湾|週4往復
    10月17日〜運航再開
  • チェジュ航空
    中部〜ソウル(インチョン)|1日1往復
    11月22日運航再開

元々、中部はLCCの路線・便がそこまで多い空港にはなっていないけれども、それでも11月22日に運航再開になるチェジュ航空を入れて4社のみ。

 

セブパシフィックとチェジュ航空は1日1往復だけれども、香港エクスプレスとタイガーエア台湾は週4往復で、4社が揃って発着するのは土曜日のみ。

基本的には、3社しか国際線の運航では利用されないと言うコトになります。

それで2タミでの国際線運用再開って、必要なのかな?と、素人目線では思ってしまうし、再開しないといけない理由は、何だろう…?とも。

1タミだって国際線が戻って来ていると言っても、さほどの便数がある訳でもナイですしね。

まぁ、入居するテナント向けにも、そろそろ何かしらの再開がないと…と言う話なのでしょうが、逆に、この便数だと、テナントとしても開店しているだけで赤字になりそうな気がするんだけれどね。

ってか、今更なのですが、7月に就航したばかりのベトジェットのハノイ線は、2タミが運用再開しても1タミ発着なんですね…

LCC専用ターミナルって、必要だったの?

水際対策の緩和で、日本発着の国際線も一気に戻りつつあるのは事実。

まぁ、それを踏まえて2タミの国際線運用再開と言うコトなのでしょうが、やっぱりこうして路線網を見てみると、“そもそも中部にLCC専用ターミナルが必要だったのか?”と言う根本的な部分を思ってしまいます。

コロナ禍でピーチの就航はあったけれども、それ以外はまだまだ路線数も便数も多くはなく。
便利なワンターミナルと言うのを壊してまで、作るべきターミナルだったのかな?とすら。

まぁ…
セントレアとしては、エアアジア・ジャパンが本拠地として運航開始していたし、もう少しジェットスター・ジャパンの離発着・便数が伸びると思っていたのでしょうし、それ以外の国際線ももう少し伸びてくると見ていたのでしょうが。

ってか、エアアジア・ジャパンがなくなったのは、やっぱりLCC網と言う意味では、大きいですよね、セントレアとしては。

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