期間は12月下旬まで!
先日、岸田首相が発表した「全国旅行割」(旧・Go To トラベル事業)。
その発表時点で分かっていたのは、2022年10月11日開始と言うコトぐらいでした。
まぁ、記者会見の席上で発表しただけで、特に、観光庁からの発表でもなかったですから、仕方がないのかな…とも思うけれど。
で、観光庁から内容が発表になりました。
ちょっと見てみると、こんな感じ。
現在、実施されている県民割支援については、2022年10月10日宿泊分(10月11日チェックアウト分)まで延長されるコトになったが、予算枠は同じなのと期間的に併用はできないコトが明らかになっています。
観光庁|『全国旅行支援の実施について』より
終了期間は明示されていないのが現状ですが、ひとまず年末年始は対象外になるのは、確定的と見るべきでしょうね。
特段、現時点では注意点が発表されておらず、単に
旅行に行かれる際には、基本的な感染対策をしっかりと行った上で、お出かけいただければと思います
との文言のみで、ワクチン接種が不要なのかな?と言う感じに思えたけれど、これは恐らく、今後、追記されるハズで、3回以上の接種が必要であるとのアナウンスは出ている。
また既に予約済みの旅程については、現時点では、支援対象になりそうな感じ。
旅行会社から予約しているモノについては、恐らく、支援対象になりそうですが、個別にホテル・旅館を予約している場合は、都度、確認と言うコトになりそうです。
平日旅の支援増!金曜前泊が狙い目に?
今回の「全国旅行割」でポイントとなるのは、平日と土休祝日とで、クーポンによる支援額に差異ができたと言うコトでしょうか。
直接的な支援額は、どの曜日に利用しても同額ではありますが。
平日ならば、1泊あたり3,000円なのに対して、土休祝日だと1泊あたり1,000円。
その差は2,000円。
たかが2,000円と思われる人もいるかも知れませんが、軽く夕食代ぐらいの差が出る訳ですし、仮に連泊した場合は、4,000円の差が出るというのは、なかなか大きいようにも思いますね。
ただ前日の金曜日は特記がなされていないので、現状、平日扱いになりそう。
そうなると、近場への旅行の場合、前泊がオススメになると言う感じがしますね。
また割引額が40%になっていますが、現状、四捨五入になるのか、端数は切り捨てになるのかも、未発表。
ただ仮に切り捨てになった場合でも、クーポンによる支援額は定額なので、単価の低い宿泊施設を、平日に利用する場合だとプラスになる可能性もありますね。
ってか、現行の情報だと平日に3,000円以下の宿を利用すると黒字になってしまうけれど、それも可なのだろうか…
まぁ、この辺りは続報次第という感じもしますが。
今後のチェックポイントは?
ようやく平日と土休祝日に差を付けた支援の実施。
これは前進と言えそう。
場所や顧客層にもよりますが、やはり繁閑の差を抑えると言うのは、旅行産業にとっては必須でしょうし、もう土休祝日はよほどの感染拡大がない限り、黙っていても旅行に出掛ける人も多くなっていますからね。
個人的には大賛成。
ってか、最初に「Go To トラベル」事業を行った時から、なぜそれができなかったんだろう?ぐらいで。
密の回避にも繋がるし、混雑の平準化にもなるし。
ようやくかよ…ってな感じ。
で、今後のチェックポイントは、こんな感じかな?と。
・既存予約が支援対象になるかどうか
・連泊OKかどうか
・全都道府県で一斉に始められるのか
・端数の取り扱い
・低価格帯の宿泊施設を利用する場合の割引/クーポン支援の有無
こんな感じなのかな
一応、既存予約に対しては、旅行会社経由であれば、問題はなさそうだけれども、「Go To トラベル」事業では、そこが面倒なタイミングもあったので、今回はすんなり行くのかどうか…
まぁ…
大多数の人からすれば、全都道府県で一斉に始められるのか?と言うポイントぐらいですかね、気になりそうなのは。
都道府県主体の県民割は併用不可になっていますが、市町村主体の独自割引については、併用が可能になるかと。
あとは現場が混乱・疲弊しないように、決まった情報を早く発表するコトを願うばかり。
最初の「Go To トラベル」事業の際は、始まってからも混乱していた感じなので。
で、ホントに「Go To トラベル」事業による効果は、どれぐらいあったのだろう。
ボク自身、何度となく、利用させて貰っていたし、ありがたいとも感じていたけれども、特に最初の頃は、ホテルもガラガラでしたから、効果が高かったのだろうか…?と。
税金を投入する支援事業なのだから、やはりその辺りはしっかりと第3者機関によって検証すべきだし、それをしっかりと公表するべきだとは思うのだけれど。
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