なんだかんだ言って、カオサンは好き。
別にパーティーピーポーじゃないけれど。
かつては“カオサン”と言っても、何も通じなかったし、もっと狭いエリアだったのに、どんどん大きくなったけれど、実は不便だったりはするんですよね…
どうしてカオサンに人が集まるんだろう?
カオサンでクラスター発生!
コロナ禍で旅が満足にできなくなった今、世界中の旅人が集まる安宿街だったり、安宿はどうなっているんだろう?と言う思いがありますが、新年が明けて、世界の中でも、恐らく最大の規模を誇る安宿街であるタイ・バンコクのカオサンロードで、クラスターが発生したとのコト。
コロナ禍で、旅人が少なくなっているのに、安宿街でクラスター?と言うように思うかもしれませんが、コロナ禍以前から、それまではほとんど見られなかった現地の人もちょこちょこと訪れるようなスポットになっていたのが、カオサン。
宿だけでなく、クラブなども結構ありましたからね。
で、今回は、そんなカオサンで新年のパーティーが開催され、そこでクラスター発生と言うコト。
なんか、その場にいなくても、光景自体は容易に想像ができますけれどね…笑
タイではオミクロン株感染拡大に伴う警戒で、新年のイベントや集会などは修正するように政府が要請していたのに加え、隔離なしでタイに入国できるプログラムである「Test & Go」の新規登録も2021年12月21日から一時的に停止している状態だった。
これを受けて、カオサンは消毒をするために2022年1月4~6日で閉鎖。
1月7日からは、2回のワクチン接種を済ませていない人は、入口のチェックポイントでATK検査を受ける必要になったとのコト。
タイでは新年のイベントに伴うクラスターがカオサン以外でも発生している状況。
さらに「Test & Go」でタイに入国した外国人観光客の内、6人が検査で陽性と言う結果が出たが、連絡が取れなくなると言う事態も発生(程なく5人は確保)するなどしている状態。
現在は「Test & Go」は一時的な停止と言う状態ですが、この先の雲行きはどうなるんだろう?と思わずにはいられないですね…
旅先でどうやって正しい情報を手にするか
まぁ、昔からカオサンなんて“密”になりやすい場所の1つですし、それを楽しむようなスポットであるのも事実。
タイ政府としても、観光客に門戸を開放した時点で、ある程度、感染が拡大する可能性があると言うのは折り込み済みなのだと思う。
それを踏まえても、観光客の受け入れに舵を切った訳ですが、こうしたニュースを見てしまうと、まだ海外に行くと言うのは早いのかな?なんて、つい思ってしまう自分がいます。
いや、気を付けていても、どこで何が起きるかが分からないのは、日本でも一緒。
日本だって、もうコロナ禍が日常化しすぎちゃって、緩んでいますからね、感覚が。
だけれども、やっぱり海外にいる方が、仮にクラスターが発生した時の情報が伝わりにくいと言う状況下になるコトが多いとは思う。
正しい情報を、必要なタイミングで手にするコトの難しさ。
結局は、そこに尽きる話なのだと。
そして、それはコロナに関係なく、どんな旅でも同じ話ではありますがね。
どのタイミングで、タイは再開するか
それにしても、タイ。
折角、開いた扉。
なかなか開かなかった扉だったのに。
でも、その開いた扉が、また閉まった。
閉ざした扉は、いずれ開けられる。
それは事実なのでしょうが、オミクロン株が落ち着いた時、どういう風に観光客の受け入れを再開して行くのか…と言う点は、今後の推移を見て行きたいところ。
既存の「Test & Go」のスタイルに修正が掛かるのかどうか…が、大きなポイントにはなりそうですね。
ただ今回のタイ政府の対応は、早かったですし、既存の分は無効にならず、新規の「Test & Go」が休止と言う、旅行者的には有難い措置だったのは、ちょっと安心感はありましたけれどもね。
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