小湊鐵道、Twitter担当者が更迭!~観光産業とSNS~

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小湊鐵道、ツイッター担当者、更迭!

観光・運輸業界は、Twitterアカウントを持ち、活用している会社も多い業界だとは思うのだけれど、2020年5月11日、千葉県を走る小湊鐵道の公式Twitter担当者(中の人)が、更迭されると言う投稿があり、ちょっとした話題になっていました。

最後の中の人の投稿は、こんな感じ。

とても急な話ですが、本日Twitter担当をクビになりました

次の担当は未定だそうなので、次の担当が決まるまでは本アカウントは休止になります。

本当に無念で皆さんに申し訳ない気持ちで一杯ですが、今後は真面目な担当が真面目な宣伝をすると思いますのでよろしくお願いいたします。

フォロワー数は1.4万人。

開設から1年余りは、全然、フォロワー数が伸びていなかったのに、中の人が変わって以来、急速にフォロワー数が伸びていた状態でした。

そんな状態で、「中の人」が“クビになりました”とつぶやいたモノだから、そりゃ、びっくりです。

更迭された理由も、スレッド形式で書かれているので、魚拓が取られていたので、引用してみます。

罪状としては「好き勝手にTwitterをやるな」という事だそうです。

始末書と処分が待ってますのでここらで失礼いたします

たびかず
罪状って…(唖然)

ユニークな投稿が人気を集めていましたが、これに関しては、会社内部でも賛否があったのでしょうね。

5月12日には、Twitterの中の人以外のログインが可能な人が、該当する投稿を削除しているので、具体的な文面がお伝え出来ないのですが、

・フォロワー数1000人超え

が命令だったようで、キハ200形をベースにしたゆるキャラの「キハ子」をデビューさせ、ラインスタンプなどを販売したり、YouTubeチャンネルを開設するなど、様々な広報活動が行われて来ていた矢先。

中の人としても、頑張ってフォロワー数を伸ばし、多少なりとも会社のファンを作り、売り上げに貢献していたと言う自負もあったでしょうから、全く納得できなかったのでしょうね。

 

もしかしたらこの一文も、消えてしまうかも知れないので、一応、文面にしておきます。

寝る前に、最後の最後にもう1回だけログインして、皆さんのリプだけ読もうと思ったらゴッソリ削除されてますね

まぁ私が担当になる前は複数人の共有アカウントでしたしIDとパスも知ってる人間は何人かおりますので仕方無いとはいえ悲しいです…

最後のプチ反抗でパスワード変えました

さらにこんな文面も。

ガイドラインはおろか、決まりごとは何も無いところからいきなり担当にされ
フォロワー数のノルマだけ課せられ、自分なりに必死にやっては来ましたが…

まぁ…こんなもんでしょう(笑)

それでは皆様、おやすみなさいませ

いや、かなり未練が残っているのが分かりますね。

後任が決まり次第、ちゃんとパスワードなどは引き継ぐ予定とのコトですが、この後は、非常にやりずらそうな気しかしませんけれど(笑)。

SNSに何を求めていたのだろう…

企業活動とSNS。

時々、世間でも炎上だので騒がせるコトがありますが、正直、“万人受けする投稿”なんてモノは、ハナからないのです。

そこを狙うのであれば、最初からやらない方がマシ。

個人的には、そう思う。

鉄道会社のTwitterであれば、普段は乗らない地元じゃない人も、沿線住民で毎日のように乗る人も、それぞれがフォローする訳で、普段から乗る人にとっては、ユニークな投稿は寧ろ、ジャマになりかねないですが、地元に住んでいない人からすれば、真面目な投稿ばかりしても、ファンは増えないですからね。

だから今回の小湊鐵道側の処分と言うのは、SNSの特性を理解していたのだろうか…と、ちょっと思ってしまったりもする。

こうした中で、フォロワーを増やして、会社のファンを増やして来た訳で、それを分かっているのだろうか…と。

しかも、信じられないのは、ほぼ全ての投稿を削除したと言う点。
これは一番、宜しくない対応だった様に思う。
フォロワーさんからのコメントももちろん、吹き飛ぶ訳ですし。
そこには何かしらの思いを込めたコメントもある訳だろうし。

確かにSNSを通してファンが増えると言うのは、急速に売り上げに結び付くモノじゃない。

鉄道会社だと、いきなり運賃収入が増える訳でもないですから。
強いて挙げれば、物販に強い鉄道会社ぐらいでしょう(そんなの銚子ぐらいか?)。

でも、面白い投稿を1回したところで、フォロワーなんて増えないんですよ。
失言なく、面白い投稿をし続ける
それで初めて、フォロワーが増える。

でも、これが結構、難しいと言うのを、もっと分かってあげないと…と。

また「中の人」が暴走しているのであれば、軌道修正を図ってあげるのが、会社側の役割でもある様に思う。

ただ会社側の言い分が分からないので、まだ何とも…と言う部分はある。
SNSを軽視したのかも知れないけれど、寧ろ、会社側としては、コンプライアンスに違反していると見なしたのだとは思うのだけれど。

ただそれにしても、他の投稿まで削除すると言うのは、ちょっと行き過ぎてるのでは?と言う感じしかしないけれど。

会社ばかりは、責められない。

ただ個人的には、「中の人」にも問題はあったのかな…と言うのも、正直なところ。

そもそもガイドラインもなく…とあるけれど、中小企業にとって、そんなSNSのガイドラインがある会社なんて、ごくごく僅かでしょ。

あった場合でも、単に“情報のコンプライアンスを守る”ぐらいだわ。

それがナイのを嘆くのであれば、自分で作る。
その過程で、上司などとの合意形成を作るのが、会社勤めなのでは…と思うし、Twitterの担当になったのであれば、それを作る責任者なのでは…とも。

他にも、正式発表ではないニュースをほのめかしていたり、LINEスタンプもなかば無断販売に近い(逆に言えば、理解されなかったから機材などは自腹で購入されていたらしいけれど)。

特に前者は完全にNG行為でしかなく、関係機関への影響を含めて、考えが及んでいない様にも思う。

さらに最後のパスワードの変更は、最早、会社名義のモノの私物化に過ぎない訳で、公私混同、甚だしい。

仮にこう言う人と、一緒に仕事をしたいか?と問われたら、ボク的には、「NO」でしかないです。

画面の先ばかりを見て、ごく近くにいる人を見てなかったのかしら…と、つい思ってしまったりも。

企業と産業とSNS

観光産業とSNS。

これは極めて相性がいい産業だと思う。
“インスタ映え”なんて、まさにその典型で、明らかに旅の潮流を変えたモノの1つだと思う。

一方で、企業活動とSNS。

うまく付き合えるようなリテラシーがなければ、やっぱり長続きしないのだろう。

狙ってバズる話って、実はそう多くもないでしょうし(特に初回は)。
その為には、会社側は、どう言った属性の人をターゲットに据えているのかを、しっかりと検討する必要はあるのでしょうね。

鉄道会社で言えば、地元の人・沿線外の人・そもそも鉄道ファン・非鉄道ファン。

それだけでも投稿する内容は変わってきますからね。

「中の人」的には、どこまでやってOKなのかと言う微妙なニュアンスの部分を、しっかりと確認しておかなければ、と。

Twitterは企業の広報活動の一環でもある訳で、いわばその会社の顔な訳です。

面白おかしくと、タブーとの線引きは難しいでしょうが、それが求められるスキルな部分でしょうね。

そう言う意味では、企業側としては超えてはならない一線を越えたと言う判断なのでしょう。

そして何よりも、企業側と「中の人」とのコミュニケーション。

これがなければ、続けられないシロモノ。

これは今回の件で、痛感ですね。

特に企業側は、まだTwitterなどのSNSに理解がある人は、そこまで多くはないでしょうから、コミュニケーションをしっかり取らないと、今回の小湊鐵道の1件の様にもなりかねないでしょうね。

小湊鐵道の「中の人」には、お疲れ様と言う感じですが、公的なアカウントには向いてませんが、絶対的にTwitterに向いている特性を持っている人なのだろうから、個人アカウントか何かでまた小湊鐵道の面白い部分を広めて行ってくれれば良いのになぁ(今回の件で、それも難しくはなったでしょうが)…。

因みにボクのTwitterアカウントは↑こちら。
小湊鐵道の様に、面白おかしくなんてつぶやけません…(泣)

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