いざ、金沢へ
金沢に行って来ました。
首都圏から行こうとすると、もう今や、基本的には新幹線と言う場所だと思う。
東京駅などから、新幹線。
ボクの場合、北陸新幹線は、富山までしか乗ったことがないので、それはそれでアリだな…と思ったのだけれども、結局、選んだのは、飛行機。
バングラデシュのダッカで年越しを迎えて、インド、タイと廻ったり、その後も京都とかに行ったりしているし、出張で茨城や群馬には行っているけれども、そう言えば、久しぶりの飛行機。
国内線ともなると、かなり久しぶり。
もう…
搭乗の仕方すら忘れてしまって、スマホでQRコードを出していて、預け入れの荷物すらないのに、ついカウンターに寄ろうとしている自分がいたりするレベル。
スマホでチェックインして、QRコードでそのまま搭乗。
便利な時代になったなぁ…と、改めて思う。
さて、久しぶりの羽田空港。
最近、ボクの場合、羽田から出発するのは、国際線の方が多い様と言う状態なので、JALのターミナルである第1ターミナルも久しぶり。
まぁ、だからと言って、空港の施設って、そう度々、何かが変わる訳でもなナイので、何かが変わった感じはしないし、変わっていた所で、多分、気が付かないけれども。
搭乗したJAL便(JL187便)。
新幹線が金沢まで開通して以来、空路は苦戦しているのかな…と思っていたのですが、搭乗率は案外、良さそう。
まぁ、機材自体、小型化しているし、福井までは新幹線が未到達なので、それなりに搭乗する方はいるのだろう。
短距離の飛行機ならではの楽しみ
さて、羽田~小松便。
もう国内線でもかなりの短距離に入る部類の路線。
機内アナウンスでは、機長から約50分の搭乗時間だと。
50分。
あっと言う間である。
正直、短すぎて、機内を楽しむもないレベルなのですが、ちゃんと飲み物のサービスは出ます。
50分の機内時間と言うコトは、飲み物のサービス時間なんて、ホント、僅かでしかない。
なら、要らないんじゃない?とすら思っちゃうけれど、サービスで差別化をしたいJALとしては、短距離路線と言えども、止められないんだろうな。
離陸して、海浜幕張を眼下に見ながら、首都圏を左に旋回していく。
が…
これが…
個人的にはツボでした。
三郷ジャンクションが見え、さいたま新都心やスーパーアリーナが見え、川越の市街地が見え、秩父が見える。
飛行時間が短いから、高度も高くない。
だから、案外、はっきりと下が見えるんですね。
秩父なんて、横瀬にあるセメント工場や橋だって目視出来るレベル(↑の写真がちょうど秩父盆地の上空。左下の山が武甲山で中央から左に掛けてが秩父市街地)。
その先も、ちょっと遠目ながら松本城が肉眼でしっかり見えたりする。
関東平野から信州へ。
山々を見つつ、短時間だけれども、風景がしっかりと変わる路線。
それでいて、その風景がはっきりと見える。
それが何とも面白い。
もちろん、ある程度の地理感覚と構造物を知っていないと、何も面白くはナイんですけれども、知っていると、つい眼下を見てしまう。
あっと言う間の空の旅だった。
だけれども、見知った街や建物が、はっきりと確認出来るのは、やっぱり面白い。
それも高度が低いからこそ出来る話。
しかも、羽田を出て東京湾を右に旋回して行く路線じゃなく、関東平野の上を突っ切る路線だからこそ。
金沢って、空港自体が金沢市にはなくて、福井寄りの小松になるから、ちょっと空路は不便で、新幹線にしようかなぁ…なんて、思っていたけれども、こう言う楽しみ方が出来る路線なら、また次回、機会があれば、飛行機だな…とも。
小松空港アクセスは、基本、現金
さて小松空港。
ここからは、バスで金沢駅まで。
ビジネスマンは、金沢じゃなくて、福井の方に行くんだろうなぁ…なんて思っていたら、バスが80%ぐらい埋まる定員になっていて、びっくり。
ってか、新幹線じゃないのね。
もしかして、マイルでも貯めているんだろうか、会社の金で…と、つい思ってしまう自分がいましたが。
小松空港から金沢駅まで。
バスで1,150円。
自動券売機があったけれども、交通系ICカードやクレジットカードは利用出来ず。
この辺りは、さすがにちょっと不便。
特に小松空港のアクセスバスを担う北陸鉄道は、「ICa(アイカ)」と言う交通系ICカードを発行している訳だけれども、他の交通系ICカードとの相互利用は、未だに行われていない状態。
小さな会社ではないんですけれどもね、北陸鉄道なんで。
各地からの人が集まる空港アクセス路線ぐらいは、共通化を行って欲しい感じ。
しかも小松空港は、北陸地域では随一の路線数と便数がある空港な訳ですし。
せめてクレジット決済かQR決済。
まぁ、カードは手数料をがっぽり取られる訳だし、アクセス路線って、やっぱり競争原理が働かない独占路線の1つだろうから、なかなか進まないのかも知れませんけれど。
因みに、金沢駅行きは途中、松任海浜公園や、北陸松任などのバス停があるものの、下車客おらず、全スルーで、金沢駅到着。

乗車券自体は、金沢駅西口までだけれども、購入した乗車券の他に、金沢中心部まで行ける200円バス券が付いてきます。
200円区間ならば、どのバスでも利用可能で、循環バスとかも乗れるので、便利です。
近江町市場や、香林坊と言った所は、もちろん、エリア内。
アクセスバスのチケットを購入した日のみ有効なので、帰路分として確保しておこう…とかは出来ないですが、降りた所とは逆の東側(兼六園口)から、中心部までバスに乗って行けるのは、楽ですね。
1日数便ですが、往復共に香林坊始発・終着で、近江町市場・金沢駅を経由するバスもあります(朝の金沢市内発は、駅から混みあうので、宿が香林坊や兼六園エリアの場合は、香林坊から乗車した方がベターです(最悪、補助席になるっぽい)。
それにしても…
やっぱり飛行機、早いなぁ…と思いながら、金沢到着です。
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