新型コロナ5類移行初日の空港と機内は、どんな感じだった?

消毒液が少しだけ残る空港に!

2023年5月8日。

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、それまでの“2類相当”から“5類”へと移行しました。
“5類”と言えば、インフルエンザと同様の位置づけ。

これにより、行動制限に関する法的な根拠がなくなり、コロナ禍から社会活動の正常化に向けて、1つの区切りが付くコトになりましたが、ちょうど8日に航空路線に搭乗するコトがあったので、ちょっといつもよりしっかりと空港や機内を見てみました。

まず空港。

ターミナルビルの入口に消毒液はありました。
特にコロナの感染予防を訴えるような貼り紙などはなくなっており、ただ単に消毒液があると言うだけの感じに。

一応、1階→2階のエスカレーターのところには体温を測定する機器がそのままになっていましたが、寧ろ、それぐらいで、マスクの着用を推奨する様な貼り紙関係は、どこを探しても見当たらなくなっていましたし、お手洗いのエアータオルも復活していましたね。

搭乗客もマスクを外して素顔の方が多めに!

搭乗に関する部分で見ると、まずJALもANAもカウンターには1ヶ所だけ、消毒液が残っていたほかは、カウンター内と搭乗者の間も、アクリル板などは特になくなっていました。

ただJALもANAも地上スタッフは共に、全員マスクを着用している様な感じでした。

制限区域内に入って、搭乗口に関しては、さらに何もなくなっている感じ。

で、JAL便でしたが、CAさんに関して言えば、この日の搭乗便を担当された方は、全員、マスクを外しての接客になっていました(そう言えば、利用したカードラウンジの受付は、消毒液を含め何もなくなっていて、担当の方がは全員、マスク未着用になっていましたね)。

まぁ、元々、3月13日からマスクの着用に関しては、個人の判断に委ねられる方針が出ていました。
マスクの着用を推奨する場面としても、航空機に関しては対象外になる旨が、国土交通省から示されていたので、航空会社スタッフのマスク着用については、個人の判断に既になっていましたからね。

搭乗者で見れば、随分とマスクをしている人が少なくなったなぁ…と言う感じで、搭乗便については30~40%ぐらいでしょうか、着用していたのは。

到着した羽田空港も同様な感じで、唯一、第2ターミナル地下1階にある喫煙所にソーシャルディスタンスを求めるマークが残っていましたが、これは単に剥がしていないだけなのかな?と言う感じ。
第1ターミナルの制限区域内にある喫煙所は、特にソーシャルディスタンスを求めるサインなどもなかったですしね。

空港・機内においては、もうほぼほぼ元の姿に戻って、ちょっとした場所に少しだけ消毒液が置かれていると言うような状態になっていましたね。

これからも感染症とは戦うべきだけれど…

まぁ、日本の憲法・法整備を見れば、ほぼ感染症には無力だった訳ですけれどもね。

ただ感染症がスグに対策ができる訳じゃない。
コロナだって消え失せた訳ではなく、単に感染拡大が落ち着いただけ。

今後は、5類への移行に伴い、無料だったモノが有料になる。

外来診療費用は初診で最大4,170円になる見通しですし、入院するケースで見ても、軽減措置があるモノの、それは月間で最大20,000円の補助。

寧ろ、これからが今までよりも、より罹ってはいけない時期になるとも言えるのかも。

感染者や濃厚接触者の行動制限もなくなりますし、ホテルなどでの宿泊療養も原則廃止になりますし、新規感染者数も全数把握から、全国約5,000の医療機関に報告をしてもらう定点把握に変更になり、週1回の発表になりますから、ちょっと分かりにくくもなりますしね。

ただようやく素顔での接客を見たなぁ…と。
日本人は目で接客をすると言われますが、やはり口元が見えると言うのは、違うモノだなぁ…と、久々に実感したフライトになりました。

ま、マスクをしたい人は継続すればいい。
外したい人は、外せばいい。

周りがしているから~とかじゃなくて、自分の判断でね。

消毒液だって、まだ必要な場所にはありそうですし、最低限、持参するのはアリでしょうし。

これからもこれまでも。
気にしながら、自分のペースで予防しつつ、日常に向き合っていけばいい。

そんな感じですね。

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