バンコクメトロ、延伸発表!
バンコクを走るバンコクメトロ(MRT)。
現在、タオプーン駅からチャットチャック(モーチット)・ペッチャブリー(マッカサン)・スクンビット(アソーク)・シーロム(サラデーン)を経由して国鉄のフワランポーン駅までの22.0kmを結ぶブルーラインと、バンパイ運河駅からタオブーン駅までの20.94kmを結ぶパープルラインの2路線が走っていますが、この内、旅行者が利用しやすいのは、市内中心部も走るブルーライン。
とは言っても、沿線に観光地が豊富にあるかと言われると微妙な所で、空港までのエアポートレールリンクと国鉄の中央駅に当たるフワランポーン駅に入って来ると言うコトで、どちらかの乗り換えの為に使っていると言う人も多いのかな…と言う感じがします。
あとはチャットチャックのウィークエンドマーケットに行く時ぐらいで。
で、このブルーラインが、2019年8月12日に、工事が進められていたラックソーン駅までの区間13.4kmが開業するコトが正式に発表されました。
รถไฟฟ้าสายสีน้ำเงิน เตรียมเปิดทดลองเดินรถช่วง หัวลำโพง-ท่าพระ วันที่ 12 สิงหาคม 2562 ให้ใช้บริการฟรี 1 เดือน และจะเปิดให้บริการอย่างเป็นทางการเดือนกันยายนนี้
สำหรับการทดลองใช้บริการจะเปิดให้ใช้งานได้เลยหรือต้องไปรับบัตรล่วงแบบตอนทดลองสายสีม่วงต้องรอประกาศอีกทีครับ pic.twitter.com/bhPhSLLIxz
— Render Thailand (@RenderThailand) 2019年6月27日
フワランポーン駅からラックソーン駅まで。
途中、バーンワー駅でBTSと接続する形になります。
内装も発表になっていて、ちょっとタイの寺院風な感じを取り入れた駅とかもあるみたいデスね。
นอกจากสถานีสนามไชย สถานีวัดมังกรและสถานีอิสรภาพก็ได้รับการตกแต่งเป็นพิเศษให้เข้ากับพื้นที่ครับ
ชมภาพทั้งหมดที่นี่ครับhttps://t.co/nQosFemgvy pic.twitter.com/jNcuYlwk45
— Render Thailand (@RenderThailand) 2019年6月27日
ブルーラインは、逆側の区間も延伸工事中で、完成すると、「6」の字運転になる予定で(都営の大江戸線の様な運転形態になります)、今回の延伸で開業するタープラ駅がその接点になる形。
と言うコトで、駅番号も、既存のフワランポーン駅がBL28で延伸区間は、それに続いて番号が振られていて、ラックソーン駅がBL38になるのですが、タープラ駅だけがBL01番になるとのコト。
メトロとしては初めて、川を越える区間になるのですが、フワランポーンから中華街・王宮にやや近い所を通るので、観光客でも利用する機会が出て来るのかも。
特に中華街は今まであまり鉄道でのアクセスが良くなかっただけに、飛躍的にアクセスが良くなるのかな…と言う感じでしょうか。
変わるバンコク
ここ20年ぐらいの間、不定期ですがバンコクを訪れていますが、何が一番変わったって、BTSとMRTと言う公共交通機関が出来たと言う点。
それまではバスとトゥクトゥクオンリーの移動だったのが、飛躍的に観光客にも優しい街になったなぁ…と。
工事中の頃は、バスよりも高い運賃で、しかも高架式で面倒な鉄道を誰が乗るんだ?と言う声すらあったのに、今ではバンコク市内の移動には、無くてはならないシロモノになっている状態。
BTSが出来てからと言うモノの、全ての行動が、駅をスタート地点に考える様になった感じだし。
逆に言えば、鉄道網が今の所走っていないカオサンが、随分と不便に思う様にもなった。
中心部にも感じの良いゲストハウスが出来ているのも大きいけれど、早くカオサン近辺にも何かしらの鉄道が出来ないモノなのか…と。
駅名が異なるBTSとMRT
ただ個人的には、BTSとMRT。
乗換駅なのに、駅名が異なっていたりするのは、ややこしい。
BTSなんかは、何度も利用しているけれど、こればかりは日常で利用している訳じゃないので、未だに慣れないでいます。
例えば、MRTだとスクンビット駅ですが、BTSだとアソーク。
BTSの方が良く利用するので、やっぱりMRTを利用しても、つい「あ、次がアソークだ…」と脳内が認識してしまう自分がいます。
まぁ、これはバンコクに限った話ではなくて、日本でも同じ現象がある訳だし、海外の他の都市でもある話ではありますが、バンコクは公共交通機関としては後発な訳だから、こう言う所は、改善すれば良かったのに…とは思っちゃいますね。
便利なラビットカードだけれど…
あとBTSの交通系ICカードであるラビットカードが、MRTで使えないと言うのも面倒だな…と。
一応、共通ICカードである「Mangmoom Card」の運用が始まるアナウンスは出ているのですが、このカードが出ると、BTS・MRT・エアポートリンクなどで使用出来る様になる訳ですが、元々は2017年にデビューする予定だった話。
それが現時点でも未運用。
券売機が駅によっては長蛇の列になっているBTS。
この交通系ICカードであるラビットカードを持つだけで、その列に毎回並ぶと言う苦痛から解放されるし、やっぱり便利なだけに、早く他船でも利用出来る様になると良いのですがね。
バンコクのICカード型乗車券”ラビットカード”を作ってみる
珍しく2日連続で旅の情報記事。 ってか、”旅blog”なんだから、当たり前と言えば、当たり前なのかも知れないけれども、旅行記を書き始めると、情報系の記事って差し込むのをつい忘れてしまう自分がいます。 さて、昨日の記事で、バンコクのBTSについて触れましたが、このBTSにはICカード式の乗車券もあったりします。 …
でも、鉄道網が次々に整備されて来ているし、まだまだ工事が進められている状態なので、これからもっと便利になるんだろうなぁ…と。
ついでにエアポートリンクの快速運転、復活しないかなぁ…
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