ユナイテッドのマイレージプラスモールが終了に!
そう言えば今更…なんですが、ちょっと前にユナイテッド航空の「MileagePlus Mall(以下、マイレージプラスモール)」が、2019年8月30日限りでサービスを終了するコトがアナウンスになっています。
今回、運営が終了するのは、日本国内でサービスが提供されている「マイレージプラスモール」。
楽天が運営していたのですが、楽天側の意向で終了と言う形になる様で、アメリカ国内向けのサービスである「MileagePlus Shopping」は継続されるとのコト。
日本語対応でしたし、時折、マイルの増量がなされてお得にマイルが貯められるサービスだったのですが、確かに地味だったのは否めなくて、楽天としては手を引きたかったのでしょうかね。
そもそも地味だった理由は、恐らくですが、“マイルの付与率が悪かった”。
その一言なんだと思う。
200円で1マイルは良い方で、400円で1マイルとかもザラにありましたからね。
さすがに400円で1マイルと言うのは、マイルを積極的に貯めるとなると効率が悪すぎましたし、そもそも検索もしにくく、使いにくかったと言うのも大きかったのかも。
ユナイテッドのマイレージプラスの有効期限は、どう延長する?
ただここで問題になって来るのは、そもそもユナイテッド航空のマイレージである「マイレージプラス」の有効期限の問題。
「マイレージプラス」でのマイル有効期限は18カ月なのですが、保有するマイルに増減があれば、その都度、マイル全体の有効期限が延長になります。
つまり、「マイレージプラスモール」で、少額で良いので何かを1年に1回ぐらいの頻度で購入しておけば、マイルの有効期限が実質無期限になるんです。
それが今回の「マイレージプラスモール」の終了で、有効期限の延長が狙えなくなったと言うコト。
それは大きな影響です。
・マイレージプラスモールに代わるMileagePlus Shopping Japanが新登場しました!
・マイレージプラスの有効期限が撤廃になりました!
詳細とリンクを最下部に追記しました。
これからユナイテッド航空の「マイレージプラス」で有効期限の延長をするには、どうしたらいいのか。
一番簡単なのは、クレジットカードを作るコトでしょうか。
「MileagePlusセゾンカード」ならば、一般カードの年会費は1,500円。
これだと1,000円に付き5マイルが加算出来ます。
さらに追加の年会費5,000円を払って「マイルアップメンバーズ」になると、1,000円に付き15マイルの加算率にアップします。
一般カードだと、1,000円に付き5マイルなので、マイルの加算率が他のクレジットカードと比べて大きく劣りますが、「マイルアップメンバーズ」になると合計6,500円の年会費で1.5%還元まで引き上げるコトが可能です。
もしくは、「MileagePlus MUFGカード」。
年会費は5,000円ですが、登録型リボの「楽Pay」による年会費優遇を受けると、3,000円の優遇があるので、年会費2,000円で済むのに100円で1マイル(リボ払いの場合は、さらに100円に付き0.5マイルが加算)が加算されます。
カードのランク的には、「ゴールドプレステージ」扱いなので、国内29空港+ホノルルで空港ラウンジサービスも受けられるカードになります。
もしくはマリオットの「SPGアメックス」でポイントを積算して、ユナイテッド航空のマイルへと移行させると言う手段もあります。
マイルを購入するのも、アリか?
クレジットを作らずに延長を…と言うのであれば、やはりANAの国内線を利用するのが1番だと思うのですが、「マイレージプラス」はマイルを購入出来るプログラムなので、買ってしまうのもアリなのかな…と。
最小単位は、2,000マイルで7,960円。
3,000マイルだと11,940円…と、1,000マイル単位での購入が出来ます。
レートはあまり良くないデス。
ただマイルの購入については、不定期ですがキャンペーンをやっており、100%のボーナスマイル加算などの企画が時々開催されるので、それを狙うと言うのは、アリです。
どちらにせよ「マイレージプラスモール」で気軽にマイルの有効期限が延長出来るのと比べると、負担金額は高くなる様な感じがしますね。
とりあえず、少なからず「マイレージプラス」でマイルの残高がある人は、失効させないように気を付けなければならなくなりますね。
それでもマイレージプラスは貯めやすい
ボク個人としても「マイレージプラス」は、のんびりと積算させているマイレージプログラム。
ユナイテッド航空なんて、ここしばらく乗っていないんですけれどもね。
スタアラだって
2019年…エアインディアでポートブレア→コルカタ→バンコク
2017年…ターキッシュエアラインでキエフ→イスタンブール→バルセロナ
2016年…ANAで那覇→石垣・アシアナで関空→仁川→アスタナ/タシュケント→仁川→バンコク
2014年…エチオピア航空でアディスアベバ→メケレ
ぐらいでしか搭乗していませんから、ユナイテッド航空に乗ったのって、一体、どれだけ遡れば良いのやら…レベルだったりします。
でも、そんなのんびりと積算出来るのが良いんですよね、ユナイテッド。
国内航空会社のマイレージプログラムは、しっかりと有効期限がありますが、ユナイテッド航空のマイレージプラスは、モールがなくなったとしても、まだまだ有効期限を気にせずにマイルを貯められるプログラム。
それだけでまだまだ有能なプログラムの1つだとも。
[追記] MileagePlus Shopping Japanが新登場!
マイレージモールに代わって、「MileagePlus Shopping Japan」が誕生しました。
モール時代は加算率が悪かったですが、今回の「MileagePlus Shopping Japan」はショップによって大きく加算率が異なる感じですが、多少、改善した印象です。
が、難点なのは、まだショップ自体が少ないと言うコト。
モール時代は、360を超える出店がありましたが、現状は150~200と言う所。
これから爆発的に増えるとは思えないのですが、とりあえず、代わりが登場したのは、良かったかな…と。
ってか、モール時代の運営は楽天。
つまりは楽天が手を引きたかったと言うだけなんでしょうかね…
[追記] マイレージプラスの有効期限が撤廃に!
「マイレージプラスモール」が重宝されたのは、マイルの有効期限対策と言う所だったかと思うのですが、そもそもユナイテッド航空のマイレージプラスの有効期限がなくなりました~!
ユナイテッド航空、マイルの有効期限を撤廃して無期限に!
アメリカ大手航空会社の1つ、ユナイテッド航空が、2019年8月29日から、マイレージプログラムの「マイレージプラス」の有効期限の撤廃を発表しました。 これまでの「マイレージプラス」は、ユナイテッド航空や提携航空会社のフライト・提携サービスの利用・提携クレジットカードの利用など、最終利用日から18カ月間、マイルの増減が無かった場合、マイルが失効すると言うスタイルでした。 …
もう期限を気にしたりする必要がなくなったのは、非常に便利ですね。
ただ特典航空券への必要マイル数は変動制に移行するので、これからは多少、必要マイル数が多めになる可能性は、「大」ですけれどもね。
追記:2019/09/11
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