【VISA情報】インドのe-ビザが365日有効に!!

インド、e-ビザが大幅改善!有効期間が365日に!

昨日の記事でスリランカのビザが期間限定で免除になると言うニュースを書きましたが、実はお隣のインドは、2019年3月19日から、インターネットから申請するeツーリストビザが大幅に改善されています。

かなり大きく、お得な変更です。

まずインドを旅しようとすると、日本国籍の場合、

・観光ビザ
・eツーリストビザ
・アライバルビザ

この3つのスタイルのビザが取得出来ます。

取得出来るビザの内容もそれぞれで若干、異なりますし、自分のスタイルに合ったビザを取得すればいいと思うのですが、今回、大きく変更されたのは、「eツーリストビザ」(以下、eビザ)と言う事前にインターネットで申請し、ETAと言う承認を得てから入国審査を受けると言うビザのタイプ)です。

今までこのeビザですが、有効期限が60日間で、2回入国が可能と言うシロモノでした。

それが、今回の変更で…

365日間有効で、マルチ(入国回数制限なし)と言う内容に変更になりました!

変更前変更後
有効期限60日間365日間
入国可能回数ダブル(2回)マルチプル(回数制限なし)

一気に、365日間!

しかもマルチ!

これはデカい!

ってか、かなり大盤振る舞いです、これ。
世界的に見ても、こんなに大盤振る舞いなビザなんて、ナイですよ。
しかも、申請が簡単なeビザですから、スゴイ。

期限が長いのに加え、期限内であれば、インドを何度も出国して、隣国に行って、戻ってくると言うコトもOKなので、これだけ長い有効期限ならば、日本に帰って来ると言う選択だって出来てしまいますね。

インドビザの種類と内容の違い

それぞれのビザの種類と、大まかな内容の違いは、こんな感じになっています。

種類料金有効期限取得必要日数申請方法
観光ビザ1,550円申請日から180日間のマルチプル3営業日後オンラインで申請後に
大使館へ(もしくは郵送)で申請
e-ビザ25US$
(クレジット決済)
申請日から365日間マルチプル4日前までに申請し、
72時間以内に発行
オンラインで申請後、
指定された空港で発行
アライバルビザ2,000INR入国から60日間のダブル即日指定された空港で
到着時に発行

これを見ても、もうe-ビザ一択で良いのでは?と言いたくなるぐらいですね。

まぁ、陸路で入国したい!と言う人は、大使館での観光ビザを取るのが唯一の選択肢になりますし、出発まで時間がナイと言うのであれば、アライバルビザ一択にはなりますが。

e-ビザで入国可能な空港は、以下の通りです。

・デリー
・ムンバイ
・チェンナイ
・コルカタ
・バンガロール
・ハイデラバード
・トリバンドラム
・マドゥライ
・バラナシ
・コーチン
・ゴア
・アーメダバード
・アムリトサル
・ジャイプール
・ガヤ
・ラクナウ
・ティルチラパリ
・バグドグラ
・カリカット
・チャンディガル
・コインバートル
・グワハティ
・マンガロール
・ナグプール
・プネー
・ブハネシュワル
・ポートブレア
・ビシャカパトナム

以上の28カ所の空港に加え、ムンバイ・チェンナイ・コーチン・ゴア・マンガロールの5つの港が対象になっています。

入国可能な対象空港が多いと言うのも、インドのeビザのポイントですね。
ってか、これだけの空港が対象になっていれば、基本、空路でインドに入国する場合は、ほぼ対象内と言えるんだとも。



連続滞在日数には注意!

注意点としては、

・eビザは4日前までに申請が必要
・有効期限は、入国日からではなく承認日からの日数
・滞在は連続滞在180日まで

この3点でしょうか。

特に、問題がなければ72時間の間に承認が下りるシステムですが、申請は4日前までと言うのが必須です。
そして、承認が下りてから、365日間がビザの有効期限と言うコトになるので、“ギリギリ”だけれど、“余裕を持った”申請が必要です(入国してから365日間ではないデス)。

そして、現地では連続した滞在は180日間と言うのが制限としてあるのは、長い期間の旅をする旅人は、注意したい所です。

まぁ、179日目でネパールとかバングラデシュなどの陸路でも接している隣国へと出てしまえば問題ない訳で、そこまで大きな問題でもないかも知れませんが。

インドのビザ制度と言うのは、世界的に見ても、変わりやすい制度だと思うのですが、これだけ大盤振る舞いになると、逆に“スグ変更になっちゃうんじゃないか…”と心配になるぐらいです。

でもホントにビックなニュース。
そして、便利になるニュースで嬉しい所。

ん?

またインドに行けってコトか…

いやいや、ボクの年始のインド旅のビザ、大使館で取得しましたが、まだ有効期限内だったりしますよ~(笑)。
ってか、ここまで便利になると、ボクみたいに大使館でわざわざ申請したのがバカらしく思えてくるぐらいです(因みに、大使館での申請情報については、『【VISA情報】東京で取得するインドビザ2018年12月版』から)。

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