「ヴ」が付く国が無くなる?
政府が決定した外国の国名から、「ヴ」が無くなるコトになりそうです。
これは、先日の衆議院本会議で、外務省が使う国名の基準となっている法律の改正案が、全会一致で可決されたコトに伴うモノ。
2019年3月月内にも成立する見通しだとか。
「ヴ」。
河野太郎外務大臣の肝いりだとかで、国民に定着している国名表記に近付けると言うのが、その狙いだとか。
こう言う視点、大事ですよね。
でも、それよりも個人的には、現地の発音により双方が必要だと思うんですけれどもね。
「ヴ」と「ブ」では、やっぱり発音は違う感じがありますからね。
[speech_bubble type=”rtail” subtype=”L1″ icon=”tabikazu01-i.jpg” name=”たびかず”]んで、一体、どの国の名前が変わりそうなの?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”tabikaeru01-i.jpg” name=”たびがえる”]「セントクリストファー・ネイヴィス」と「カーボヴェルデ」だケロ[/speech_bubble] [speech_bubble type=”rtail” subtype=”L1″ icon=”tabikazu01-i.jpg” name=”たびかず”]え~とっ…。[/speech_bubble]いや、そもそも全然、国民に知られていない国やんっ!!
日本国民で、この両国を知っている人がどれだけいるんだろう(失礼なのは、百も承知で書きますが)。
さらに行ったコトがある人が、どれだけいるのやら。
セントクリストファー・ネイヴィスとカーボヴェルデって?
セントクリストファー・ネイヴィスは、この辺りなのですが、島国なので、訪れる日本人は決して多いとは言えない国だったりします。
中南米の島国ですね。
いっぱい国があるカリブ海の島国の1つです。
もう片方のカーボヴェルデは、西アフリカの島国で、この辺りの国です。
こちらもやっぱり島国と言うコトもあって、そこまで日本人の知名度が高い国とは言い難い国だと言えるかと。
アフリカではそう多くはない島国。
西アフリカに位置している国です。
河野外相は、「一般に使われている名称と違う名称を使うコトは国民にとって全くメリットがない」と、法改正の意義を強調しているとか。
いや、全く“一般に使われていませんけれども”ね。
使われる以前に、知られていないでしょうから、日本人には。
「ヴ」と「ブ」
そして、他に「ヴ」を使っている国はナイんだ…とすら。
「V」を使う国で考えてみると、確かに、ベネズエラやベトナムもヴェネズエラじゃないし、ヴェトナムじゃないですモンね、今や。
両国とも「B」ではなく、「V」から始まる国なのですがね。
同じ「ブ」を使っているブルネイだって、ブータンだって、「ブ」を使っていますが、こちらは「B」から始まる国なので、日本語読みとしては「ブ」の方が妥当と言う感じがしますけれど。
逆に、どうしてこの2カ国だけ、「ブ」ではなく、「ヴ」で今まで残っていたのでしょう。
そちらの方が気になりますけれど。
でも、それよりも他にやるべき・通すべき法案はいっぱいある様な気はしますけれど。
良く分からない話で、結局の所、何かの実績作りでもしたかったの?と思えてしまう自分がいたりも。
スワジランドは大きく名前が変わります!
さて、他にも日本での国名が変わる国があります。
それは「スワジランド」。
南部アフリカの国です。
世界でも数少ない絶対君主制の国で、国王が行政権や立法権を持っているのが特徴です。
こちらは「エスワティニ王国」へと変わります。
元々、2018年4月19日に、独立50周年記念式典での演説において、国王のムスワティ3世が、国名を現地後に則り、エスワティニ王国に改めるコトを宣言したのがきっかけです。
まぁ、これは変更するのが妥当でしょうね。
逆に、国名の変更が発表されたのが、2018年4月19日。
この約1年間も変えてこなかったのか…と言う気すらします。
ってか、こうした国名変更って、現地で発表になって、その整合性があれば、スグに変更するべき話なんじゃないの…?なんて思ったり。
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