コロンビア、墜落事故で不明になっていた子供4人が、40日後に生存で発見!

不明になっていた子供、4人とも発見!

コロンビアの南部に広がるアマゾンで、2023年5月1日に小型飛行機の墜落事故があり、乗客であった子供4人が行方不明になっていたが、2023年6月9日に約40日ぶりにコロンビア軍によって発見されたとのニュース。

行方不明になっていたのは、上から13歳・9歳・4歳・1歳の兄弟。
小型機には、他に操縦士・母親や大人3人も同乗していたが、5月16日に死亡が確認されていたが、子供たちの姿が発見できずにいた。

が、5月28日に、最年長である13歳の長女のモノと見られる足跡が発見されたほか、子供たちが休憩したと見られる場所が見つかったり、食べかけの果物も見つかっていたため、4人が生存していると見られ、捜索範囲を絞って捜索が続けられていた。

母親・子供4人は、元々は先住民。
左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)の残党から脅迫を受けて、居住地を離れていた父親と合流するために小型機で移動をしたが、その小型機が、エンジンが故障したと見られ、管制塔に操縦士から緊急事態が伝えられ、事故が発生。
最年長の長女については、ジャングルについての知識を持ち合わせていたとされ、子供たちは、脱水症状や虫に刺された症状があると言うが、ひとまず無事に保護されたとのコト。

40日に渡るサバイバル生活!

なにはともあれ、まずは無事に発見されたとのコトで、良かった…と言うしかない。

母親がお亡くなりになっているので、手放しで喜ぶべきじゃないのかも知れないけれど。

それにしても、幾らジャングルの知識があったと言えども、小さな1歳児を抱えながら約40日も生き抜くと言うのは、スゴイとしか言いようがナイ。

自分自身が13歳の頃なんて、まだ何もできなかったけれど(別にジャングルで生きていた訳じゃないけれど、都心生活でも何もできない13歳だった…)。

それにしても…
久しぶりにFARCの名前を聞いた。

ボクがコロンビアを旅した時期は、まだまだ勢力を維持していた(それでもかなり弱まっていたけれど)組織で、過去に日本人も誘拐にあっている。
一時は日本の国土と同じ規模に当たるコロンビアの1/3程度を実効支配下に置き、豊富な資金源をバックにして成長した組織。

その後、和平交渉が進展し、武装解除→合法正当化したが、反主流派が離脱して武装解除を拒否したと言うのは知っていたけれど、その残党が父親を脅迫していた形なのでしょうから、まだまだ一定のチカラを持っていると言うコトなのかな?

日本では災害に対する知識づくりを…

いや…
ホント、良かったなぁ…と思う。

ジャングルの知識を持った13歳の長女が無事だったと言うのが大きいのかも知れないけれど。

で、日本。
別に航空事故じゃなくても、昨今、自然災害に遭う機会が多くなってきた。

どの場所に住んでいても、何かしらのリスクがある国。

いつどう言う自然災害からサバイバルになってもおかしくはない訳で、やっぱり多少なりとも生き抜く術をしっておくと言うのは、悪い話じゃないんだろうなぁ…と、なんとなく思ったり。

火がナイ・安全な水もナイ。
そうした中で、2~3日間、どう生き残るか。
水害や土砂災害だと、なかなかサバイバルと言う風にはならないのかも知れないけれど、災害にあった時の身の処し方をしっかりと心得ておくと言うのは、もうこれからの日本では必須なのかも…と。

ってか、小学校辺りでそう言う授業があっても良いのかもね…と。

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