関空水没!連絡橋も不通で、運航停止は長期化か?

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影響甚大!関空が水没し機能停止!

台風21号が襲来し、関空が高潮の影響で滑走路が水没し、閉鎖する事態になり、運航再開が見通せない状況に陥っています。

高潮による浸水は、ターミナルビルなどの施設にまで及んでいるコトに加え、タンカー「宝運丸」が2018年9月4日午後1時半ごろに関空と対岸とを結ぶ連絡橋に衝突し、橋がひしゃげる様にして壊れ、対岸とを行き来する連絡道路並びに鉄道に影響が出ており、完全に孤立するコトに。

アクセス自体は、本日(9月5日)朝より、神戸空港とを結ぶベイ・シャトルが運航される予定で、完全な孤立状態は解除に向かう予定だが、空港アクセス再開にも時間が掛かりそうな情勢だ。

関空の旅客機の1日の発着は、平均で460~470便。
貨物機も1日平均で40便。

それら全てに影響が出るコトに。

現時点での状況をオフィシャルサイトから拾ってみると…

施設 状況 情勢
滑走路 A滑走路 封鎖 5日中の再開予定なし
B滑走路
連絡橋 JR 運休 運転再開見込みなし
南海
連絡道路 通行止め
高速船 ベイ・シャトル 運航再開 5日6時より運航再開予定

と言う様な状態(2018年9月5日3:00発表)で、当面の復旧・運航再開のアナウンスは高速船以外は出ていないと言う状態です(因みに高速船は、臨時便扱いで無料)。

50センチに渡って滑走路が冠水!

元々、泉州沖の海上に作られた人工島である関空。

1994年に開港以来、地盤沈下が進んでおり、津波や高潮の高さを下回らない様に、護岸のかさ上げ工事などをこれまでも行ってきており、滑走路自体は海面から高さ5メートル地点にあるが、今回の台風襲来では、第1滑走路が最大で50センチに渡って全面的に冠水。

2004年にも台風による高潮と高波によって護岸が崩れ、浸水被害が出たコトがあったが、ここまでの浸水被害は初めてで、滑走路以外にも第1ターミナルに隣接しているCIQ棟などにも海水が迫る事態に。

水が引いたとしても、地上の施設が浸水によって影響を受けているコトやアクセスの復旧に時間が掛かりそうで、運航の再開が見通せなくなるコトに。

また第1ターミナルならびに第2ターミナルビルの一部では停電が起きており、こちらは現時点でも復旧していない状態。



想定以上の高潮は今後の課題を作る

関空の最大の弱点。

それが海上空港と言うコト。

逆に言えば、それは最大の利点でもあり、騒音問題に悩まされるコトなく、24時間の離発着を可能にした訳だけれども、今回は、それが弱点に変わってしまった。

元々、高潮対策と言うのは、想定され続けてきた話。

だが、やっぱり人が想定する自然のチカラよりも、時として猛威を振るう自然のチカラの方が強いと言うコトなのだろうか。

滑走路の高さをかさ上げすると言うのは現実ではないので、防波堤や護岸などをかさ上げして行くしか対策はない気はするけれど、そう言えば、関空の護岸って、特に高いと感じたコトはナイんですよね、ボク的には。

また海上空港の場合、関空以外の空港も基本的にアクセスが連絡橋1本に集約されると言うのは、今後の課題なのかも知れない。

関空の場合、アクセスバスが豊富なので、鉄道が止まったとしても対応が出来る空港だが、鉄道も道路も同じ橋を使っているので、今回の様に橋自体に異変が起きると、アクセスがどうにもならなくなる訳で(まぁ、関空の場合、船でのアクセスも可能ではありますが)。

滑走路のみならず、地上の支援設備や旅客設備にも影響が出ていると言うコトで、被害は甚大そうに思えるが、まだ復旧に向けてスケジュールが見通せるような段階でなく、今後、どれほど影響が出るのかは、皆目見当がつかないけれど、奇しくも、関空は台風の影響が出た9月4日が開港記念日。

とてつもない開港記念日になってしまった感じだけれども、早く元通りに戻ると良いのですが…

[以下、追記・2018/09/06 11:00]

9月7日から第2ターミナル利用の暫定運用開始へ!

関空会社は2018年9月7日から水没しなかったB滑走路と、第2ターミナルを利用して暫定的に運用を再開させるコトを発表しました。

第2ターミナルは部分的に、汚水処理ポンプが故障したため、トイレが使用出来なかったコトや燃料供給の問題が出ていたが、これらは解決の方向に向かっているとのコト。

現行で残る課題としては、アクセス面。
連絡橋を緊急時対応と言うコトで凌いで、取り残された利用者や関係各位を臨時バスで運んだが、当面は連絡橋が全面稼働と言うコトにはならない訳で、まだまだ課題としては残るのが事実。

安倍首相は7日からの国内線での運用再開を明言しているので、まずは便数も少ない国内線からと言うコトになるのであろうが、スムーズなアクセスとは程遠い状態になりそうだし(鉄道がどうなっているのかの発表がないので)、利用される方は、充分に時間を持って空港へと向かう必要があるのは、間違いがなさそう。

ただこれだけの被害が出ていて、この短期間での仮復旧は、ホントにスゴイ話だとも思うけれど。

詳細は、各利用航空会社ならびに関空の公式Webをチェックしてください。

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昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。