香港でサイクリング?そのきっかけは…
「香港でサイクリングをしよう」
そう思ったのは、単に、政府観光局のチラシの中に、おススメのサイクリングコースが2つばかり、掲載されていたからに過ぎない。
ついでに言うと、元々は、“海外でサイクリング!”なんてアクティビティをするタイプの旅人でもナイ。
今まで何度となく海外を旅しているけれども、海外でサイクリングをしたのなんて、チリのアタカマ砂漠ぐらいなモノで、その時は、もう1人、一緒に動いていた人がいたと言うのと、ツアーで回るよりも安かったと言う以外に理由は無くて、特に、“やってみよう!”だとか“やってみたい!”だとか思う旅人ではない。
でも、何だかやってみたくなった。
それは、“そう言う香港もある”と言うコトに惹かれたに過ぎない。
香港と言えば、高層ビルが建ち並び、所狭しと人が住んでいて、24時間眠らない都会。
そんなイメージのある街。
そう言うイメージの街で、サイクリング。
そこに惹かれただけ。
[amazonjs asin=”B0752HQXRQ” locale=”JP” title=”Lixada サイクリング 18L バックパック 超軽量 アウトドアスポーツバッグ 登山ウォーターバッグ レインカバー付き ユニセックス”]Tai Wai駅からスタート
今回、走ろうと思ったのは、沙田ルート。
自転車は幾つかのスポットで借りれるみたいなのですが、ひとまずルートの始発場所であるMTRの東鉄線Tai Wai(大囲駅)へ。
あまり情報が無かったのですが、駅を降りたらスグにレンタルサイクルのお店、見つかりました(A出口を出た所右前)。
ホントに、駅前にある亜運単車と言うお店。
借りるのに必要なのは、パスポートと電話番号。
たまたま今回は、現地SIMが入っていたので、容易に電話番号を伝えられたのですが、別にワン切りとかした訳じゃないので、日本の番号を伝えて借りれるのかどうかは不明ですけれど、多分、未返却対応の為に必要なんだと。
それだけで他には、返却場所をどうするか…と言うコトしか聞かれませんでした。
借りたお店に戻って来るでもOKですが、Tai Po駅近くのお店で返却するコトにしました。
もちろん、Tai Waiまで戻って来ても良いのですが、その意味もなさそうだったので、何となく…ではありますけれど。
別に返却場所が異なっても、特にエクストラチャージが掛かる訳でもなかったです。
ちょっとだけ座高を直して、空気を入れて貰ったら、即、出発!みたいな、そんな簡単な具合。
因みに、あまり英語は通じません(片言って感じ)。
そして返却場所は地図が書かれた領収書みたいなのを貰えます。
が、結構、地図が大雑把なので、借りた時にしっかりと返却場所のお店の位置を確認しておくのがおススメです(ボクの場合は、maps.meにピンを立てて貰いました)。
爽快!香港を自転車で走る!
ひとまず借りた自転車で進んでみます。
昼下がりと言うコトもあって、何人かの香港のグループが借りている感じ。
一緒のペースで進もうかなぁ…なんて思っていたら、香港人、チャリ、乗れないみたい(笑)。
多分、島側に住んでいる人は、確実に普段、自転車なんて乗っていないでしょうしね。
半島側に住んでいる人も、都心部の人は、普段は全く乗る機会なんてないでしょうし。
と言うコトで、あっと言う間に抜き去りました。
右側に川。
その先に高層マンション。
いかにも香港らしい風景なんだけれども、自転車とジョギング用の道がしっかりと整備されていて、走りやすく、快適な感じ。
全然、ゴミゴミとした感じもないし。
しかもフラットな道と言うのも嬉しい限り。
最初だから…とちょっとゆっくりとしたペースで自転車をこいでいたのですが、少しだけスピードを上げてみると、もう風がしっかりと当たって、爽快でしかナイ。
右側は香港らしいマンション街。
だけれども、自分が自転車で走っていると言うだけで、香港に見えなくなってくるから不思議。
いや、アリでしょ、これ。
つづく
コメントを残す