アタカマで自転車を借りてみた

アタカマの数あるツアーの中から選んだモノ

ウユニからアタカマに到着。

サンペドロ・デ・アタカマ。

チリに入って最初の町なんだけれども、実は、最後の町だったりもする訳ですが、観光客で成り立っている様な町で、旅行会社と、外国人向けのお土産屋・レストランのオンパレード。

そこまで大きくはない町なんだけれども、ホントに、それぐらいしかなかった感じがする町。

でも、ココからスタートのツアーなんかも豊富で、見所もある町だったのだけれど、完全にノープランで来てしまったので、さて、どうしよう…と言う様な状態に。

ふと見ると、町中にレンタルサイクリングの店がチラホラとあって、欧米人が気軽に借りていたりする。

観光スポットに幾つか行こうとすると、その度にツアーに申し込まなければいけないので、高く付くのだけれども、レンタルサイクリングだと、1日借りても6,000チリペソ~。

なら、借りてみるのも悪くないなぁ…と言うコトで、アラフォーメンズと言うコトを忘れて、勢いで借りてみました。

片道18キロのサイクリング

まず午前中に借りて目指したのは、18キロ先の湖。

レンタルしたお店のおっちゃん曰く、平坦な道で簡単だとの話だったので、ウユニから一緒だった姉さんと一緒に、年甲斐もなく、自転車に跨って漕ぎだしてみる。

 

そろりそろりと走り出す。

風を切って走るって、やっぱり気持ちが良い。

暑すぎる程に太陽が強いけれども、左手に山を見ながら、ズズズイーッと走る。

とは言っても、欧米人みたいに颯爽とは走れていなくて、ゆっくり、風景を楽しみながら、途中で、何回も休憩を入れながらって感じ。

ってか、走りながら思った。

 

こんなアクティブな旅人でしたっけ??と。

 

まぁ、それも、誰か一緒に行ってくれる人がいるからなんだろう。
きっと1人だったら、簡単お手軽なツアーに参加しておしまいになるはずだから。

でも、バスや車の中では味わえない解放感。

どうして、みんな、ツアーで行くんだろう。
こっちの方が気持ち良いし、楽しいし、安いのに…なんてすら思ってしまう。

が…

さすがに18キロは、結構な距離である。
しかも、片道18キロだから、往復すると36キロ。

東京駅からだと、どの辺りまで行くんだろう。
梅田からだと、どの辺りまで行けるんだろう…

ふと、そんなコトが頭をよぎるけれども、気持ち良さには勝てなかった。

ただひたすら1本道。
ただペダルを漕ぐだけ。

ただひたすらに…

ようやく湖の入口のゲートが見えた時は、“ようやく~!!”と言う思いでいっぱいだった。

 

でも、心地良い疲労感。
それが、何とも言えない。
帰りさえなかったら…ね。

 

【今日の気分】

少年カミカゼ “WINDER~ボクハココニイル~”

この曲が出て来たのは、ノリが良いってのもあるんだけれど、きっと『Over Drive』がアニメ化された時の主題歌だからなんだと思う。自転車ロードレースのお話なので。

とは言っても、実際に見ていたかと言われるとそうじゃなくて、ジャケ写がそれなので、その印象が強いんだと。

“四の五の言う 勝手な明日に 咲かせてみたい ココロノリアル”

青いなぁ…と、アラフォーのおっさんは言いたくもなるけれど、そんな青さが疾風感に似合う曲。
もうちょっと売れるかなぁ…と思ったグループだったりもします。

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