ホテルまで開業する「無印良品」
株式会社良品計画が運営している「無印良品」。
今や、日本のみならずアジア・ヨーロッパ・北米…と世界的に店舗を広げているチェーン店である。
この「無印良品」。
一言で何屋さんか…と言われると、何と言えばいいのか、迷う所。
家具もある。
文房具もある。
衣服もある。
飲食物も売っている。
家電だって売っているモンね。
はて…
何屋と言えば良いのか…と思うけれども、「無印良品」は「無印良品」屋って感じがするのは、ボクだけなんだろうか。
“シンプル”で“程良い料金”で“誰にでも何処にでも似合う”。
そんな「無印良品」だけれども、この1月、ホテル業界へと進出。
詳細が発表になり、公式サイトでも予約がスタートしました。
世界初の無印良品のホテルは、深圳にオープン!
「無印良品」のホテルは「MUJI HOTEL」として運営され、中国の深圳(しんせん)に「MUJI HOTEL SHENZHEN」としてこの1月18日に開業です。
「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに掲げ、“ちょうど良い価格で眠れ”、“旅先において体と心を整える空間”と、“宿泊客と土地を繋げる”としています。
もちろんですが、「無印良品」の店舗や商品とも連携をし、「無印良品」を体感出来るホテルを目指しているんだとか。
因みに、世界初の「MUJI HOTEL」は深圳ですが、この3月20日には、同じく中国の北京に2拠点目が開業し、2019年春には日本の銀座に3拠点目が開業する予定になっています。
さて、今回出来る「MUJI HOTEL SHENZHEN」ですが、“よく歩き、よく食べ、よく眠り、よく整える”と言う思いを形にした場所になっているとのコト。
単なる漁村だった深圳ですが、今や1,400万人を超える大都市になった訳ですが、ビジネスから旅人まで、色々なシーンに似合いそうな、そんな予感がヒシヒシ。
場所的には、莲花山公園に近い立地。
ちょっと地下鉄の駅からは歩くかもしれないけれども、3号線の莲花村駅が最寄りっぽく、大体、歩いて15分ぐらいみたいです。
4号線の莲花北駅も徒歩圏内なので、香港から福田口岸経由で入る人は、こちらの方が便利かも知れないですね。
発表になっている客室なんかを見ても、“あ、何か、確かに無印”って言う感じで、変に肩肘張らない様な客室になっているのは、間接照明とか木を要所に使って柔らかな印象になっているからなんでしょうかね。
既存のホテルチェーンが、機能的な感じであったり、都会的な内装にしている場所が多いのに比べると、何かがちょっと違う感じがありますね。
我が家も無印の家具なんかで取り揃えて、こんな感じの安らげる空間にしたいモノですが(←荷物も多いし、絶対、無理なんだけれどもね)。
約650冊の本を自由に閲覧出来るライブラリーやちょっとしたフィットネスルーム・ミーティングルームも完備しているのに加え、中国最大規模の「無印良品」のお店になる「無印良品 深業上城」も併設するとのコトで、つい気になったモノを買っちゃいそうな気がしなくもない(いや、日本で買えばいいんだけれども)。
世界初の「MUJI HOTEL」のお値段は…
さて…
気になるお値段である。
「無印良品」と言えば、決して“激安”ではないけれども、“高い”と言い切れる程は高くなく、商品工程の見直しが随時行われ、それに併せて値下げも行われる訳だけれども、世界初の「MUJI HOTEL」は、部屋のタイプが5タイプ。
Aタイプ…ダブル:950元(約17,100円~)
Bタイプ…ダブル/ツイン:1,085元(約19,530円~)
Cタイプ…ダブル/ツイン:1,300元(約23,400円~)
Dタイプ…ダブル/ツイン:1,480元(約26,640円~)
Eタイプ…ダブル:2,500元(約45,000円~)
*1名1室利用時の料金(朝食・サービス料込み)
1元=18円換算
た…
高い…
いや、最近の中国の大都市のホテルだと、このぐらいがベースなのかな…?
普段、安宿にしか泊まっていないので、そもそもの相場が分からんわ。
でも、いつかは泊まってみたい感じもするのは、やっぱり「無印良品」好きなんだろうな、ボク。
そう言えば、海外に旅をし始めた時から、毎回、何かしらの「無印良品」の商品は持って行っているし。
「MUJI HOTEL SHENZHEN」
住所:中国広東省深セン市福田区華富街道皇崗路5001号 深業上城(UpperHills)内
チェックイン14:00
チェックアウト12:00
公式サイトはコチラ
*因みに、正確に書くと運営は「無印良品」が行っている訳ではなく、今回開業する深圳の場合は、深業グループの深圳深業酒店管理有限公司が行います。3月に開業する北京も運営は「無印良品」ではナイです。
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