阪急が伊丹空港に乗り入れ!?

宝塚線から伊丹空港へ新線建設!?

関西大手私鉄の阪急電鉄が伊丹空港へのアクセスとして、新しい路線を検討していると言うコトが明らかに。

具体的には、宝塚線の曽根駅から伊丹空港までを地下路線で結ぶ約3.5キロの新線だそうです。

イメージとしては、曽根駅から地下線を建設して岡町駅先で西に向かい、11号池田線の地下を走るのか、それとも、服部駅と曽根駅の間で地下別線を建設して、曽根の手前で西に向かわせるのか…

まぁ、そんな感じなのでしょう。

伊丹空港には、現状、大阪モノレールが乗り入れをしていますが、モノレールだと市内中心部に向かうには、蛍池で阪急宝塚線への乗り換えが必要になる他、モノレールの初乗り料金が掛かるので、割高になってしまっていましたが、この計画が実現すると、一気に梅田地区が近くなります。

と歓迎したい所なのですが…

ぶっちゃけて書くと、今更感もある。
そして、ホントに実現するのだろうか…と言う気持ちも。
実現するのであれば、もうとっくのとうに実現していても良さそうな話なんだけれども。

ホントに建設されるんか!?

まず大阪モノレールには阪急も出資をしていると言う点が1つ目のマイナス面。
経営が安定して来ているとは言え、この蛍池~大阪空港間はドル箱区間であるのは間違いがなく、それを奪う形になるのを、どう捉えるのか。

また市内中心部へのダイレクトの交通手段としては、大阪空港交通が運転しているリムジンバスが大きな存在になっているが、こちらも阪急グループな訳で、どう棲み分けるのかと言う問題が。

そして何よりも、伊丹空港のこれからを考えると、何処まで旅客を伸ばせるのだろう…とも。
リニアが出来ると、羽田路線は多少なりとも影響を受けるのは間違いがなく、これからも発着枠の制限は続く空港であるのには間違いがない訳で、現状維持になる空港。
夜間の飛行制限なんて、絶対に解除されないだろうから、そもそも稼働時間が限られている空港な訳で、新線も同じ様に稼働時間に制限が生まれる訳で…

その点を阪急側がどう捉えて、その上で、地下路線で建設される新線が、どれだけの黒字を出せるのか…

ターミナルビルも改装工事に入った最中での計画の浮上ってのも、どうなの…とも思ってしまうしね。

ただ、建設されると、ホントに便利な路線になるのは間違いがなく…
阪急のなにわ筋連絡線(北梅田~十三間)の新線と共に、今後の推移を見守りたい所ではあるけれども。






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