先月はキューバのハバナを訪れていましたが、ここ1,2年、キューバとアメリカの間が急接近しているのは、各種の報道でも明らか。
今月にはオバマ大統領がキューバを訪れると言う話にもなっていて、ホントに、信じられない位。
キューバは、体調が優れない議長の先を考えて変わった。
でも、アメリカもオバマで変わった。
そう言うコトなのだろうか。
アメリカンはマイアミ~ハバナを1日10往復で申請!!
まずはアメリカン航空ですが、以下の路線でアメリカ運輸省に申請を行いました。
- マイアミ~ハバナ(1日10往復)
- マイアミ~サンタクララ(1日2往復)
- マイアミ~オルギン(1日2往復)
- マイアミ~バラデロ(1日2往復)
- マイアミ~カマグエイ(1日1往復)
- マイアミ~シエンフエゴス(1日1往復)
- シャーロット~ハバナ(1日1往復)
- ダラス・フォートワース~ハバナ(1日1往復)
- ロサンゼルス~ハバナ(週1往復)
- シカゴ~ハバナ(週1往復)
ジェットブルーは1日15往復で申請!
LCCであるジェットブルーも合計9路線で15往復分で申請を行っているコトが発表になっています。
- ニューヨーク~ハバナ(1日2往復)
- フォートローダーデール~ハバナ(1日4往復)
- フォートローダーデール~カマグエイ(1日1往復)
- フォートローダーデール~オルギン(1日1往復)
- フォートローダーデール~サンタクララ(1日1往復)
- オーランド~ハバナ(1日2往復)
- タンパ~ハバナ(1日2往復)
- ニューアーク~ハバナ(1日1往復)
- ボストン~ハバナ(1日1往復)
認可されるかどうか…と言う話はありますが、アメリカン航空もジェットブルーも一気に路線展開を狙う申請になっています。
アメリカン航空で目を引くのは、やっぱりマイアミ~ハバナの1日10往復。
マイアミとハバナは確かに距離的にも近いですし、そもそも移民が多いと言うのもあるのでしょうが…
そしてハバナだけではなく、サンタクララ・オルギン・バラデロ・カマグエイ・シエンフエゴスと、マイアミからキューバ各地への路線展開を狙う申請。
ジェットブルーもハバナだけでなく、カマグエイやオルギンに加え、アメリカン航空には入っていないサンタクララを申請に入れ、加えてこちらも、フォートローダーデールとハバナ便は1日4往復での申請。
どちらも今まで1往復も定期便としては就航していない訳で(共に、チャーター便の運航はありますが)、凄い増えよう。
ってか、これだけ増えたら、ハバナの空港は大パニックの様な気がしなくもない…(笑)。
思っていたよりも立派な空港でしたが、さすがに一気に便数が増えたら対応出来る訳がない…とも思えます。
因みに、今回の両国政府の合意では、1日最大110便と言う総枠が決まっています。
さらに言えば、ハバナとアメリカを結ぶ便も、1日最大20便で定められているので、さすがに両社の申請がすんなりと受け付けられる訳がないのも事実です。
気になるのは、やっぱりツーリストカードか。
そして、気になるのは、機内でツーリストカードが配布されるかどうかと言う点。
エアカナダでは配布されている訳ですが、それも“在庫がある限り…”的な形で確実ではなく、機内で配布がないと、確実に日本で取らなければならないですからね…
まぁ、即日発給なので、そこまで不便はしないとは思いますが。
まだまだ不明な所も多いですが、ひとまず便利になるのは、間違いがないですし、一気に観光客が増えるのも、間違いがなさそうです。
良くも悪くもキューバ。
この流れを受けて、これからどう変容して行くのかも楽しみな所です。
【関連リンク】
・American Airlines Submits Application to US Department of Transportation to Operate Scheduled Service to Cuba
・JetBlue Submits Application for U.S.-Cuba Service
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