少し前にANAが羽田発の中国路線の拡充を発表していましたが、JALはいつ発表になるのだろう…と思っていたら、ようやく発表になりました。
そして、一緒に成田~ダラス便のニュースも。
日系航空会社の北米路線って、自社運航便に限ると思ったよりも貧弱なのですが、787型機が就航して以来、地味に就航が増えている気がするのは、気のせいか…
ダラス・フォートワースに成田から!!
JALから2015年下期の国際線計画として、成田~ダラス・フォートワース線への就航と、羽田からの中国路線の拡充が発表されています。
まずは成田~ダラス線。
こちらは2015年11月30日からの就航で、当面は月・水・金・日曜日の週4往復で運航となりますが、2016年春からは毎日運航へと移行する計画とのコト。
ボーイング787-8型機を利用し、ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミークラスの3クラス制で、ビジネスクラスはフルフラットシートのスカイスイート787の新仕様機が使われるとのコト。
この路線には既にアメリカン航空が1日2往復就航しているので、これで最大1日3往復の路線になります。
運行スケジュールを見てみると…
- JAL便:成田発10:55→ダラス着07:20/ダラス発11:45→成田着翌16:25
- AA176・175便:成田発11:30→ダラス着07:55/ダラス発10:40→成田着翌15:15
- AA060・061便:成田発18:20→ダラス着15:10/ダラス発12:10→成田着翌16:45
成田発の時間は午前便と夕方便と、違いが見られるのですが、成田着の時間で見ると、そう変わりはない様な気がしてしまいますね。どの便を利用しても、そう大差はナイような、そんな状態。どうせならば、午後の遅い便とかが出来れば…とはつい思ってしまいます。
ってか、そもそも既に提携関係のAA便が1日2往復もあるのに、どうして…と言う気もしなくはない。
寧ろ、AAの拠点でもあるマイアミとかに就航した方が面白みはありそうな気がしますけれどもね。
メキシコやブラジルなど、アメリカ以外の国々へ、ダラス・フォートワースにて同日乗り継ぎをする場合は、トランジットになるダラスでは受託手荷物の受け取りは必要がなくなるとのコトではありますが、アメリカの場合、トランジットであっても、綿密な入国検査があるので、“何だかなぁ…”と言う気にはなってしまいます。
でも、ダラスはAAの一大拠点ですので、色々とその先へ繋がる路線である事には間違いがなさそう。
ただ…
ダラス発の時間が早いので、帰路はどれだけの都市から同日で乗り継げるのだろう…??
羽田からは中国線の拡充!!
中国路線に関しては、既にANAも増便が発表になってはいますが、上海(浦東)・広州線が開設され、北京線が増便になります。
こちらは全路線共に2015年10月25日からの運行開始。
- 上海(浦東)線:羽田発14:40→上海着17:10/上海発18:35→羽田着22:20
- 広州線:羽田発08:50→広州着13:05/広州発14:50→羽田着19:45
- 北京線:羽田発17:20→北京着20:30/北京発08:25→羽田着12:45
既に上海線は自社運航で1日1往復運航していますが、そちらは午前に羽田発便ですし、上海発も13:05なので、両路線を合わせると、滞在時間はより長くなりそうな感じですね。
ただ羽田~上海線は、今まで虹橋空港を利用していたのですが、今回の増便分は、浦東空港利用便。
北京便も、現状の羽田発は09:10・北京発は16:40なので、ちょうど午前と午後に分かれる形なので、使い勝手は高まるのかな…と言う所。
但し、今回の羽田発着路線の中国便拡充に伴い、成田~北京便は1日2往復が1往復に、成田~広州便は運休になる旨も併せて発表になっていますので、全体としては、そこまで増便される感はなくなる所。
同時にコードシェアも発表になっていて、
- 上海線/中国東方航空と1日2往復
- 広州線/中国南方航空と1日2往復
- 成田~大連/中国南方航空と1日1往復
- 関空~大連/中国南方航空と1日1往復
とのコードシェアが展開される旨がアナウンスされています。
上海線は、既存の虹橋空港路線とも併せると、1日5往復体制になるので、かなり便利になる感じ。
あとは…
値段と言う所ですかね。
…って、それが一番のネックだったりします、JALの場合。
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