イタリアのナショナルフラッグであるアリタリア航空。
長い期間、経営不振が騒がれていましたが、エティハド航空の資本が入ったコトで、少しは安定する様になったのかな…?
今度は、新しいデザインの導入が発表になっています。
アリタリアの新デザイン
航空機の垂直尾翼を図案化したと言う【A】マークが象徴的なアリタリアのロゴですが、新しいデザインでも、これ自体は引き継がれています。
見事なまでに引き継がれていて、寧ろ、この【A】マークをブラッシュアップした様な、そんなデザインになっている感じです。
ってか、パッと見ると、
“ん、何か変わりました…??”
と言う気がしなくもないですが。
まぁ、確かに変わったと言えば、変わったんですが、そこの違いが、そんなに分からない。
エティハドの資本が入って、リニューアルしたアリタリアを見せるならば、もっと大胆に変更を掛ければいいのに…と思ってしまうのですが、こう言う所は、伝統も大切にするイタリアの国民性なのかも知れませんね。
今までのデザインが確かに、ちょっと古さを感じさせるようになっていたし、現在の主流のデザインにはなっていなかったので、“新しいデザイン!!”と言うよりも、むしろ、“今のデザインの手直し”と言う気がしなくもありません。
【同社HomePageより】
ま、ちょっとシャープになった感じはありますけれどもね。
でも、基本基調が変わっていないので、ホントに“ちょっと”感が。
だけれども、機体が勢ぞろいすると、【A】マークがデフォルメされているので、今風になっているし、インパクトも感じますね。
【同社HomePageより】
因みに、これに合わせて、機内も一新するとのコトで、ビジネスクラスには、高級革張りのフルフラットシートを導入するなどの刷新を行うとのコト。
また、長距離路線では、機内無線LANによるインターネット接続サービスの提供もスタートさせるとのコト。
路線網の再整備も進められるコトになり、ソウル線などの復便などが発表されていたりも。
日本路線は、現状、
- 成田~ローマ:週7便
- 成田~ミラノ:週7便
の2路線のみですが、アリタリアは、過去には、
- 成田~ヴェネチア
- 関空~ローマ
の2路線も就航させていましたので、こちらの復活にも期待したい所ではあります。
って、イタリア路線と言えば、かつてはJALも飛ばしていましたが、今やイタリアにはローマにもミラノにも飛ばしていないと言うのは、なんだか寂しい気がしてならないですね。
観光需要は旺盛なハズなのですが、やっぱりビジネス需要が強くないと、路線の維持は厳しいのですかね…
それにしても…
アリタリアと言えば、スカイチーム加盟の航空会社。
でも、資本的には、アライアンスには属していないエティハドと組んだ訳で、今後は、どう言う展開を見せていくのかなぁ…と言う所ではあります。
コメントを残す