ANA無配転落！でも株主優待延長！JR各社も優待期限延長！

ANA、株主優待期限延長！

ANAが、新型コロナウイルスの感染が拡大したコトで、運休・減便が相次いでいるコトと不要不急の外出自粛が要請されているコトから、「株主優待券」の特別対応を行うコトを発表しました。

ANAは、3月末・9月末の時点で100株以上の株主に、ANA国内線の搭乗時に利用出来る「株主優待券」とグループ会社で利用出来る優待クーポンを用意している訳ですが、直近では、

この2つの「株主優待券」が存在しています。

こんな感じのヤツです。

今回、この内、5月31日まで有効の「株主優待券」を、2020年11月30日まで延長すると言う特別対応の実施を発表しました。

個人的には、ボクも単元株だけ持っているのですが、ANAの「株主優待券」はいつも金券ショップに駆け込んでいました。

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5月期限の「株主優待券」はさすがに手元にないのですが、11月期限のはまだ保有している状態。

と言うのも、金券ショップでの買取価格が、急激に下がっている状態で、売るに売れないと言う感じになっていまして…

これで多少は、買取価格も上がるのかな…なんて、ちょっと思ったりはしますが、そもそも優待目的の人は長期保有されている方が多いかとは思いますが、基本的には含み損が多く出ている状態でしょうから、買取価格が上がったぐらいでは、なかなか厳しい感じはしますね。

ただこうした細かい対応は、有り難い限りではありますが。

JR各社も有効期限延長を発表！

「株主優待券」の特別対応を発表したのは、ANAだけではなく、鉄道業界の中ではJR各社も発表しています。

まずはJR東日本とJR東海。

有効期限が2019年6月1日～2020年5月31日まで有効分を（2019年3月31日基準日分）、2021年5月31日まで1年間延長するコトが発表になっています。

JR西日本は、有効期限が2019年6月1日～2020年5月31日まで有効分を(2019年3月31日基準日分)を、2021年5月31日まで1年間延長しますが、「鉄道優待割引券」の他、「京都鉄道博物館入館割引券」「JR西日本グループ株主優待割引券」も同様に有効期限延長の対象になっています。

JR九州も同様に、有効期限が2020年5月31日まで有効分を（2019年3月31日基準日分）、2021年5月31日まで延長しますが、「JR九州グループ株主優待券」については、有効期限の延長は行わない方針。

ANA無配転落だけれど、今は買い時？

各社それぞれ若干の差異はありますが、不要不急の外出が避けるべきタイミングであるコトから、使うに使えない状態であるのは、間違いなく、こうした特別対応は有り難い所かと。

特に航空会社は株価が冴えない展開になっていますが、逆に考えれば、今、手持ちに余裕があれば投資したくなるタイミングと言えるのかも。

ただいつまでこの低空飛行の状態が続くか分からないですし、ANAの2020年3月の連結決算は、売上高は1兆9,742億円（4.1％減）・純利益が276億円（前期比75.0%減）で、1～3月期で見ると、営業損益は588億円の赤字で着地。

同時に2020年3月期の期末配当は、1株当たり75円の配当を予定していましたが、無配になるコトが発表になっています。

無配になるのは、2010年3月期以来、10年ぶりで、2014年3月期から増配（もしくは据え置き）が続いていたのに対して、一気に75円の大幅な減配と言うコトになっているコトを考えると、やっぱりちょっと手が出しにくいと言う方も多いでしょうね。

それでもこうした無配転落の中でも、各種特別対応を行なう姿勢は、買いだとは思いますが。

［追記］JALも延長を発表！

JALもANAに続き、新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、「株主優待券」の有効期限を延長するコトを発表しました。

具体的には、以下の通り。

• 2019年6月1日～2020年5月31日まで有効の株主優待券
• 有効期限を2020年11月30日まで延長

鉄道各社は1年間の延長ですが、ANAとJALは半年間の延長と言うコトで落ち着きました。

さて…
半年間延長になったのは、とても有難い話ですが、そもそも利用出来るチャンスが来るのだろうか…と、ちょっと思ったり。

ただ、諦めちゃダメですよね。
また旅が出来る日が来るコトを信じて。