リクルートのじゃらん、2025年3月で大多数を休刊へ!

北海道じゃらん以外は休刊へ!

「リクルート」が旅行雑誌の『じゃらん』を2025年3月発行分を以て休刊するコトを発表しました。

同時に『じゃらんムックシリーズ』も休刊するとのコト。

それぞれの最終発行号は、以下の通り(既に最終号が発行済みのモノもあり)。

媒体名最終号発行日
関東・東北じゃらん2025年3月1日
東海じゃらん2025年3月1日
関西・中国・四国じゃらん2025年3月1日
九州じゃらん2025年2月27日
じゃらん大人のちょっと贅沢な旅2024年12月5日
じゃらんクチコミ90点以上!泊まって良かった宿-関東・東北版/西日本版2024年10月3日(発行済)
じゃらん沖縄2024年12月19日
じゃらん東北2025年3月11日
じゃらん酒旅 BOOK2024年6月13日(発行済)
じゃらんベビー-東日本版/西日本版2025年1月9日
じゃらん家族旅行-関東・東北版/関西・東海・中国・四国版2024年6月6日(発行済)

月刊で発行中の『北海道じゃらん』ならびに『北海道じゃらんムックシリーズ』は、引き続き発行される見込みだが、旅行に関する情報は、旅行情報サイトの『じゃらんnet』に集約をする形。

引き続き、ネット媒体である『じゃらんニュース』や公式SNSはそのまま継続されるので、旅行に関する情報発信は、これからも行われる形ではありますが、『じゃらん』もいよいよネットに集約されるか…と言う感じではありますね。


紙媒体が続々と終了に…

もう製本され印刷された紙媒体の商品で情報を得る時代じゃない。
それは確か。

特に『じゃらん』系だと、ニッチな情報と言うよりもメジャーなスポットの方が多いですし、ネット媒体の方が向いている感じもするから、仕方がないのかな…とは思う。

ただホントに旅関係の雑誌などが、ほとんどなくなったな…と、改めて思う。

ネットにはネットの良さがある。
でも、製本されたモノには、製本された良さがある。
紙媒体だからこそ、見やすい情報もある。

紙媒体だからこそ、生きる旅行雑誌のスタイルと言うのもあるように思うけれど(それがどんな形なのかは置いておいて)、ひとまず『じゃらん』については、製本されたモノだからこそ良いと言う感じのモノではないと判断されたのでしょうね。

まぁ、時代の流れとともに、媒体が変わって行くのは仕方がない話なのだろうなぁ…

地球の歩き方すら知らない世代が…

そう言えば、先日、旅行ガイドブックの『地球の歩き方』を知らない旅人と出会った。

彼は、『地球の歩き方』を手に取って、

「こんな便利なモノがあるんですね~」

と言っていたけれども、その反応と発言にかなり新鮮さを覚えてしまった。

もちろん、もうガイドブックを持たずに海外出る人は多くなっている。
逆に持っている方が少ないかも…と言う印象だったりする。
LCCで旅をしようとすると、どうしても荷物の重量が気になってしまうし、少しでも軽く…となると、ネットから情報を手にしてしまえばいいのでガイドブックと言うのが、持ち物から抜けると言うのは、分かる。

だけれども、持っている・持っていないに関わらず、ひとまずその存在は知られているモノだと思っていた。

だけれども、完全にその存在を知らない世代が、もういるんだなぁ…と。

それを考えると、確かに紙媒体での旅行雑誌なんて、さらに遠い媒体なのだろうな…と。

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