税関の電子申請が、全6空港で配備完了!より便利な旅へ!

税関アプリ、どこでどうやって使うの?

財務省は、日本国内の6カ所の空港にある税関の電子申告ゲートの導入を完了しました。

既に、成田空港の第3ターミナルでは去年から先行で導入されていたモノですが、ようやく全国での導入が終わったと言う話です。

こんな場所まで電子申請に…と言う気はしますが、まず概要から。

導入された空港は、以下の6カ所。

税関|電子申請が可能な空港・ターミナル

・新千歳空港
・成田国際空港(第1・第2・第3ターミナル)
・羽田空港(第3ターミナル)
・関西国際空港(第1ターミナル北ウィング・第2ターミナル)
・中部国際空港(第1ターミナル)
・福岡空港

羽田の2タミと沖縄は未導入ですね。
関空とかも第1ウィングは南が未配備。
まぁ、この辺りは利用者数との兼ね合いなのでしょうが。

具体的な利用の流れは、こんな感じ。

税関|電子申請のやり方

・「税関申告アプリ」を事前にダウンロード
・案内に従って入力すると「携帯品・別荘品申告書」の情報が含まれたQRコードを作成できる
・QRコードとパスポートを用意して空港の電子申告端末へ
・端末ではQRコードとパスポートの顔写真ページをかざすだけ
・端末で顔の撮影
・ゲートに進み顔認証が行われ、入国

こんな感じです。

要するにアプリをダウンロードして、必要情報を記載したら、空港に設置された端末に行けって話です。

税関的には、預け入れの荷物を受け取る前の待ち時間を利用して端末を操作するコトをおススメしています。

 

アプリのダウンロードは、こちら。
iOS
Android

税関電子申請の注意点は?

注意点としては、以下の通り。

・IC入りのパスポートが必要
・家族連れの場合、1人ずつ手続きが必要
・身長が100cm以上の方(それ未満の場合は、家族と一緒に利用を推奨)
・電子申請をした場合でも免税範囲をオーバーする場合や別送・携帯品の申告がある場合は、追加手続が必要で、職員のいる検査台に行く必要がある
・顔認証が必要なので、端末操作時とゲート通過時には、マスク・サングラスなどは外す必要アリ
・対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体時・繁体字)・韓国語

特に家族連れは注意になりますね。

1人ずつ手続きが必要になるので、大人数の場合、今まで通り、有人の手続きと比べると、そこまで時間短縮にはならない可能性がありますね。

端末操作時の顔の撮影に関しては、端末操作時に、勝手に撮影が終わるようになっているので、「今から撮影します」などのアナウンスが特にない設計になっているとのコト。

なお、アプリのダウンロードはネット接続が必要ですが、アプリでの申告情報の入力やQRコードの作成・表示はオフラインでも可能になっているので、アプリさえダウンロードしてしまえば、機内でQRコードの作成ができたりします。

便利なのは、間違いないけど…

ってか、そもそもですが、税関の電子化。

これってどうなんでしょうね。

日本への不法なモノの持ち込みを防ぐ最後の砦な訳ですが、時間短縮ばかりに主眼が置かれていて、どうやって税関本来の役目を防ぐのだろう…と言う気がしなくもない。

こうした空港の電子化と言うのが、世界的な流れなのも、間違いないですけれどもね。

ただやっぱり空港で列ができると言うのは、案外、ストレスですから、ストレスフリーになると言うのは、嬉しいけれど。

1度、利用してしまえば、次の旅でもアプリで入植した情報を活用出来るので、氏名・パスポート番号などの共通情報の打ち込みはスルー出来るので、入力の手間はより最小限で済むと言うのも、大きなポイントですね。

既に、出入国審査は電子化されていたりするので、日本では空港の申請に係る部分での電子化と言うのが進んだ感じですね(それでもスタンプを貰いに行っていますけれど、未だに)。

 

ただ…

いつになったらこれを利用できる日が来るんだろう…

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