新型コロナウイルスの感染拡大が続くのは、日本だけでなく、世界共通事項。
観光産業がどこも壊滅的な打撃を受けていますが、観光局系でも、自宅にいながら楽しめるデジタルコンテンツの提供・拡充がスタートしていたりします。
普段、あまり政府観光局のサイトって見たりしないのですが、やっぱりクオリティは高いので、こう言う機会に眺めてみるのも悪くはないなぁ…と思ったのですが、その中でも360度が楽しめるサイトなんかは、やっぱり面白いですね。
ドバイが360度で楽しめる!
まずはドバイ政府・観光省務局が提供しているドバイの街並みや観光施設などを360度のパノラマ写真で閲覧出来る「Dubai360」。
ドバイ博物館などのミュージアムとかはもちろん、プリンスタワーからの眺めなんて、こんな写真が見られたりします。
もうヤバいです。
つい一緒に飛びたくなっちゃいました…
日本人も多く訪れる「Buruj Khalifa」からの眺めもこんな感じ。
ぶっちゃけ、ドバイは2回だけ訪れているのですが、2回ともドバイモールまで来ているのに、ココには登ったコトがないのですが、こんな感じで空からのドバイが楽しめるのですね…と、改めて思ったり。
しかも360度、全方向で楽しめるのは、面白いです(マウスでの操作が慣れないけれど…)。
ちょうど1月にドバイに行っていたので、つい自分が歩いた場所を確認してみたりしましたが、「Google Map」のストリートビューで充分?と言う感じがするでしょうが、実はホテルによっては、スイートルームの部屋の中まで見れたりするのも面白いですよ、コレ。
日本人大好きのハワイも360度で楽しめる!
アメリカのハワイ州が提供を始めたのは、「おうちでハワイ」。
ブログ形式で紹介している感じなのですが、ここにも「バーチャルハワイ」と言うコンテンツがあり、YouTubeで配信している360度の映像が。
ハワイの海のダイビングから、ハレアカラでのサンライズ風景と言ったモノも見られます。
YouTubeに既に配信されているモノを特集したページと言う感じですが、動画内をグリグリやると、360度、グルグルと見れたりするので、案外、旅している感じはしますね。
ちょっと動画の粗さを感じてしまうシーンはありますが、それでも十分、楽しめます。
こもろ観光局は、音で楽しませる!
日本で見てみると、長野県小諸市の「こもろ観光局」が、なかなかツボにはまる様な内容の展開をしています。
音声を使ったメディアである“Voicy”にチャンネルを開設。
自宅でも小諸の魅力に触れて欲しいと、第1弾として「小諸の温泉の音を楽しむ」として、小諸の温泉をピックアップ。
小諸には8つの源泉、10の温泉があるみたいなのですが、それぞれの温泉の音を拾うと言う…
こもろの温泉の音を楽しむ|こもろ便り
こもろ観光局からのお知らせや体験・イベント情報などをお届けします。
いや、音だけなんですよ。
ただかけ流しの音が流れているだけ。
映像は特にないんですよ。
でも、面白い試みです(欲を言えば、もっと音声が長ければいいんだけれど)。
「こもろ観光局」は、小諸城址懐古園のバーチャルお花見ライブ配信なども行っていて(放送は終了しています)、日本の観光局の中では、結構、オンライン上の試みが早い感じですね。
予算がしっかりとない中での試みでしょうが、こうした動きは、やっぱり見習いたい所ですね。
旅は確かに実際にその場所に行って、その雰囲気、香り、風、音を肌で感じるコトが大切なんだとは思う。
だけれども、今はそのタイミングではない。
それでもやっぱり自宅でも楽しめる企画が増えるとイイですね。
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