パッケージタイプは3タイプに!
「JAL」傘下で中・長距離路線を担当する「ZIPAIR」が、2024年10月27日以降の搭乗分で、新たなサービスパッケージの「Flex Biz」を販売し始めました。
今までの「ZIPAIR」のサービスパッケージは、「Value」「Premium」の2タイプでしたが、ここに「Flex Biz」が加わる形になります。
具体的な内容は、こんな感じ。
Value | Premium | Flex Biz | |
事前座席指定 | 〇 | 〇 | 〇 |
機内食 | 〇 | 〇 | × |
受託手荷物 | 〇 1個30kgまで | 〇 1個30kgまで | × |
持込手荷物増量 | × | 〇 合計15kgまで | 〇 合計15kgまで |
アメニティーセット | × | 〇 | × |
払戻 | × | × | 〇 バウチャーによる払戻 |
大きな特徴としては、次回の旅行で使えるバウチャーで払い戻しに対応すると言うコト。
今までの「ZIPAIR」は、予約完了後は、ソウル線のみ払い戻し手数料を引いた残額の支払いに対応していますが、それ以外の路線は対応していなかったので、変更リスクはどうしても生じていました。
因みに、払い戻し額は、出発30日前までだと支払額の100%、出発7~29日前だと80%。
出発の6日前以降の払い戻しについては、諸税分のみ支払時の決済手段に返金と言う形。
またバウチャー発行手数料は、払い戻し額の3%。
払い戻しの対象になるのは、航空運賃・オプショナルサービス(保険を除く)・諸税・事務手数料。
バウチャーは、今後の航空券・オプショナルサービス(保険を除く)の購入時の支払いに利用が可能となっています。
値段は「Value」と似た設定
気になるのは、そのお値段。
路線によって異なりますが、バンコク線だとStandardで7,000円で出てきました。
現時点で冬スケジュールの航空券が販売されているのは、バンコク・シンガポール・ロサンゼルスの3路線のみですが、それぞれ以下の価格設定になっています。
- バンコク|Standard 7,000円|ZIP Full-Flat 12,000円
- シンガポール|Standard 7,000円|ZIP Full-Flat 14,000円
- ロサンゼルス|Standard 10,500円|ZIP Full-Flat 20,000円
バンコク・シンガポール線は、「Value」と同額ですね(ロサンゼルス線の「Value」は11,500円)。
バンコクやシンガポール線だと、“機内食は別に…”と言う人もいるかと思いますが、ロサンゼルス線だと機内食も頼みたい感じがするので、機内食付きの「Value」よりも安く設定したのかな?と言う気がしますね。
有効期限が悩ましい…
アリかどうかは悩ましいところですかね。
と言うのも、個人的には「事前座席指定」と「受託手荷物」が付いていればOKなのですが、今回の「Flex-Biz」は受託ではなく、手荷物枠の増量。
水物が入っていない場合は、それでもアリだなぁ…と思うのですが、そもそもこの次回の予約で使える「バウチャー」の有効期限が、バウチャー発行日から180日と言うのがポイントですね。
つまりは半年。
1年間ぐらい有効ならば、まだアリ。
半年となると、やっぱり使えずに終わってしまう人も多いのでは…?と言う気になります。
特に「ZIPAIR」の場合、国内線の運航はないので、どうしても海外旅行で使わざるを得ないですし、路線数が増えてきたと言えども、まだまだこれから…と言う感じですしね。
なので、海外旅行によく行かれる方ならば、アリなんでしょうが、そこまで…と言う人には、ナシですかね。
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