カード付帯旅行保険、終了へ!
大手百貨店の大丸・松坂屋を傘下に抱える「J・フロントリテイリング」のクレジットカードである「大丸松坂屋カード」。
2024年5月1日以降、付帯保険を変更するコトを発表しています。
具体的には、2024年4月30日出発分で海外旅行傷害保険ならびに国内旅行傷害保険を共に終了。
2024年5月1日以降は、「お買い物安心保険」を追加、さらにゴールドカードには「スマートフォン保険」を追加すると言うモノ。
具体的に対象になるのは、以下のクレジットカード。
- 大丸松坂屋カード
- 大丸松坂屋ゴールドカード
- 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
- さくらパンダカード
新たに追加される「お買い物安心保険」は、クレジットカード決済で購入した商品が破損・盗難・火災などで損害を被った際に、補償が受けられると言うサービス。
一般カードでも支払い方法による利用条件をなくし、対象クレジットカード全ての支払い方法で購入した物品が対象になり、今後はグループ内の利用での補償期間・補償金額の充実を図ると言うモノ。
ゴールドカードが対象になるスマートフォン保険は、事故発生時点の直近3カ月連続でスマートフォンの通信料を、本会員のカードで決済している場合に限りますが、ディスプレイが破損した際の修理費用が補償されると言うモノ(事故発生時点で、購入後24ヶ月以内のスマートフォンが対象)。
百貨店カードだからこそ、ショッピング補償
新たにプラスされる2つの保険の補償金額などが不明なので、現時点で一概に改悪…とは言いにくいモノがあるが、一般カードだけでなく、ゴールドカード・お得意様ゴールドカードを含め、海外旅行保険が終了すると言うのは、やや思い切ったな…と言う印象。
一般カードだけならば、まぁ、分からなくもナイのですが。
ただ確かに、(特に)海外旅行傷害保険なんかは、そう度々、利用するモノではナイ。
それだったら日常的なお買い物安心保険の方が、使い道はあるのかも知れないし、大丸松坂屋としての親和性も高いと言えるのかもなぁ…と。
一般カードの年会費は、2年目以降、2,200円。
ゴールドカードの年会費は、11,000円。
この値段を考えると、やっぱりゴールドカードだと旅行保険ぐらいは付けて欲しい…気はするけれどと言うのも、思ったりはするけれど。
ただグループの特性を考えながら、こうしてエッジの利いたカードになって行くと言うのは、アリかなぁ…とは思う。
ゴールドカードだから、“このサービスが付いていて当たり前”と言う感じになってしまうと、結局、似たり寄ったりのクレジットカードばかりになって、最終的な差異は、還元率と提携ポイントの差ぐらいしか生まれなくなりますしね。
それはそれでおもしろくないですし、そのカードを選んで貰う理由としては弱くなりますしね。
自動付帯のカードで代用するだけ
こうしたカード見直しと言うのは、適時行なわれるモノ。
ただ旅行保険をゴールドカードを含めて、一律になくすと言うのは、そこまで良くある訳じゃないので、思い切ったなぁ…とは。
クレジットカードに付帯している旅行保険は合わせ技が可能なので、いくつか自動付帯のカードを持っておくのは、悪くはない(あくまでも自動付帯のカード。利用付帯だとやっぱり幾つか持っていても条件を満たさないケースもあるので)。
今回のようにサービスが改変になった時に、すぐに代用も効きますしね。
なので、クレジットカードで旅行保険を代用させたい人は、自動付帯のカードをいくつか持っておく。
それが鉄則に、今よりももっとなって行くのかな…と言う感じ。
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