Avios、もう貯める意味がなくなった…?
JALと同じワンワールドメンバーの「ブリティッシュ・エアウェイズ」が、マイレージプログラムの「Exective Club」の特典航空券への交換に必要なAvios数をシレーっと引き上げました。
BAの「Exectutive Club」のメリットは、
- 採用している航空会社が増加傾向
- JAL国内線の特典航空券必要マイル数が少なめ
と言うところにあったように思えるのですが、これまでJAL国内線への交換に必要だったAvios数の7,500Avios〜だったのを10,500Avios〜に引き上げ。
羽田発着の沖縄離島路線になると、14,300Aviosにまで引き上がりました。
同時に短距離の国際線に必要なマイル数も引き上がり…と、なんかもうメリットが半減以下になってきた感じがしますね。
4年で2倍以上に必要マイル数が増加へ!
BAの必要マイル数引き上げは、2年おきぐらいのペースで行われていて、かつてはJALの短距離国内線は4,500Aviosから交換ができたコトを考えると、この4年間で2倍以上に跳ね上がったコトになります。
元々、長距離路線の必要マイル数は高めだったので、短距離路線での必要マイル数が上がると、かなり厳しいプログラムに。
今後、BAでAviosを保有する意味があるのかどうか…すら。
仮にメリットを考えるとしたら、
- BA以外にもAviosを採用する航空会社が増加中
- マイルの増減があれば、実質、無期限
- 現金と組み合わせての利用が可能
ぐらいなモノ。
現状、BA以外にも、イベリア航空・カタール航空・エアリンガスなどがAviosを採用していますが、フィンエアーも新たにAviosを採用。
フィンエアーもAvios導入へ!マイル積算が利用額ベースに!
これでヨーロッパのワンワールド加盟航空会社は、Aviosを採用する形になっているので、やはり強いのは強い。
あと必要Avios数が足りない時やセーブしたい時に、現金と組み合わせての利用が可能なのは、やはり便利。
今回、改定になったJAL国内線についても、10,500Aviosだと
・5,850Avios+60ポンド
・7,700Avios+45ポンド
・8,400Avios+25ポンド
・9,350Avios+15ポンド
と言う感じ。
なので、自分の都合に合わせて色々と組み合わせられるのは、便利が良い。
ただそれぐらいしかないかなぁ…と。
カタールもいつ改悪になるのか…
BAはサーチャージなども高めの設定だし、もうBAで保有しているメリットはゼロになったかな…と。
カタール航空なら、まだ必要マイル数が旧レートのまま(ただ改変のリスクは高い)なので、QRに移行しておくと言うのは、アリかと。
まぁ、外資系航空会社のマイルは、こうした急な改変リスクが付き物。
あまり保有しすぎないと言うのが、必須だな…と、改めて。
あとはマリオットなどで貯めておく…なんかの善後策を立てておくのが必須ですかね。
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