カザフスタン、ヌルスルタンからアスタナへ、首都名また改称!

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アスタナが戻ってきた!

ちょっと前になりますが、中央アジアの「カザフスタン」のトカエフ大統領が、2022年9月17日、憲法改正法案の「カザフスタン共和国憲法の修正と追加について」に証明し、19日から改正法が即施行された。

分かりやすく大きく変わるのは、なんと言っても、首都の名称を「ヌルスルタン」から、それまでに使われていた「アスタナ」に変更すると言う部分(首都改称は大統領令第1017号)。

「ヌルスルタン」になったのは、2019年と最近の話。

ヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領から、大統領職を引き継いだトカエフ大統領が、その功績を讃え、「アスタナ」から「ヌルスルタン」へと改称した経緯があるが、今回、上下院全会一致で改称の決議が採択された。

ナザルバエフ前大統領は、カザフスタン独立以後、一貫して大統領の座にあったが、2022年1月に液化石油ガスの価格上限撤廃に伴う高騰に端を発した反政府デモで辞任。

その後を務めるトカエフ大統領としては、治安が安定した後は、ナザルバエフ前大統領の面影・影響を少しでも削ぎたいと言うコトなのでしょうかね。

ただ現時点では、功績自体は歴史的な事実であり、通りの名前や空港・公園などの公共施設に前大統領にちなんで付けられた名称は変更すべきではないともしているとか。

またアスタナに戻った。
そんな話。

それにしても、まぁ…

よく名前が変わる街なのは、事実ですね。

カザフスタン独立以後の首都の遍歴は、こんな感じ。

1991年独立|アルマアタ
1993年改称|アルマトイ
1997年遷都|アクモラ
1998年改称|アスタナ
2019年改称|ヌルスルタン
2022年改称|アスタナ(今回)

いや、変わりすぎです。
まぁ、首都自体、アルマトイからアスタナへと移転しているから、仕方がない部分はあるのだろうけど。

ヌルスルタンに改称になった時は、カザフスタンを代表する航空会社の「エア・アスタナ」も名前が変わるんだろうか?とすら思ったけれども、さすがに変わりませんでしたね。

黒川紀章氏の都市計画案が採用されているコトで、知られている街でもありますが、ヌルスルタンはなんとなくの語感として、慣れるまで時間がかかりそうな感じだったので、戻ってホッとした感じも正直なところ…

強権政治からの脱却を進めるカザフ

この他にも、今回の改正法で、大統領の任期を5年から7年へと延長。
但し、連続しての再選が禁止された他ほか、この事項を修正する規定が追加されました。

さらに憲法裁判所の裁判官の任期を、8年とし、再選を禁止する改正も。
これは大統領より1年が長い任期とし、政治勢力からの独立性を担保する狙いがあるとのコト。

今までのあまりにも強い大統領制から、強い議会を持つ大統領制共和国への移行に向けて、大統領権限の制限ならびに国会への権限委譲・比例制から小選挙区比例代表並立制への選挙制度改革と新党結成の条件緩和など、矢継ぎ早に動いている感じがある。

ただ政治的に強権政治だったのは事実だが、それ以上に政治腐敗が進んでいたコト。
そして、石油・ウランと言った地下資源が豊富で経済的には好調を維持していたが、富が一部の富裕層にのみ集中していたコトが、そもそもの反政府デモの発端。

政治的な部分については、歯車が前に進み始めたようにも見える。
だが、肝心なのは、それだけではなく、それ以外の部分がどう進んでいくのか。
そこはまだまだ未知数な部分かな…と言わざるを得ないのかも。

旅がもっとしやすい国になるかどうか

アスタナ。

やっぱりしっくり来る。

もちろん、ボクが訪れた時が、ヌルスルタンではなく、アスタナ時代だったと言うコトも影響しているかとは思いますが。

やや無機質な街。
人工的に作られた感じが強い。

だけれども、個人的には旅をしていて、不思議と、居心地が良かった感じがある。
いや、良かったと言うか、悪くはなかったと言うべきなのかも知れない。

適度にくつろげるカフェがあり、夜の装飾はキレイで、国が地下資源のお陰で富んでいるのが分かる感じもあったし(それが問題にもなった訳だけれど)。

国としても、政治腐敗がなくなれば、もっと旅しやすくなるのでは…?とも思える場所だっただけに、これを機に、旅がしやすい国にもっと生まれ変われば良いのですけれどね。

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