山東航空、成田〜済南線を8月18日に新規就航へ!

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山東航空、週1往復で済南線開設!

中国の「山東航空」が、成田〜済南線に2022年8月18日から新規で就航するコトが発表になりました。

成田〜済南線は、初就航ですが週1往復での運航。
ひとまず、運航スケジュールは、以下の通り。

  • 成田〜済南
    SC8013 済南06︰35→成田10︰55|木曜日運航
    SC8014 成田11︰55→済南15︰00|木曜日運航

使用機材は、ビジネスクラス8席、エコノミークラス124席の2クラス132席を擁するボーイング737-800型機。
成田空港は第1ターミナル南ウィングを利用するとのコト。

 

済南は山東航空のメインハブの都市。
山東省の州都であり、800万人を超える人口を誇っていますが、日本人的にはそこまで知られた都市か?と言われると、どうなんでしょうね…

ただ色々と中国各地に行くにも便利な立地。
北京・天津・上海・西安…

まずは済南に入って、そこから中国各地へ…と言う旅のスタイルは、アリなのかも知れませんね。

急遽の開設?どこまで需要が…?

それにしても…

今回、成田空港側から発表があったのは、2022年8月16日。
初便の就航が8月18日。

かなり…
急ですね。

元々、準備は進めていたのでしょうが、これだけ急な展開だと、初便にどれだけ旅客が集まるんだろう…とすら思ってしまう。

しかも中国政府はまだまだコロナの水際対策を強めに敷いていますから、現状、気軽に中国…と言う感じでもない。

正直、どうしてこのタイミングで…?と言う感じ。

そもそも山東航空は羽田空港にも顔を見せていたハズですが、運休中。

今回、成田線を開設したと言うコトは、羽田を諦めたと言う感じなのかな?
昼間の羽田空港には、現状、発着枠を有していないので、成田だと運航スケジュールの自由度も上がりますしね。

ただ週1往復での就航。
しかも済南発が朝の6︰35と、かなり早い部類。
チェックインの時間を考えると、早朝を通り越して深夜帯に近いレベル。

成田発は11︰55と利用しやすい時間帯ではありますが、やはりちょっと利用しにくいようにも。

それだったら運航本数も多く、スケジュールも選べる近隣都市から乗るかなぁ…と言う気がしてしまうけれど。

どこまで勝算があるのかな?と言う気はするけれど、他に同路線に就航している会社がないので、案外、軌道に乗るのかも知れませんね。

対するのはSPRING JAPANなハズだが…

コロナ禍で一番、最後まで水際対策を続けそうな中国。

やはり今後の日本の観光産業を考えると、この市場からどれだけ収益を上げられるか…と言う感じなのでしょうが、本来ならば、中国のこの規模の人口を持つ都市へ、日本の航空会社もどんどん就航をするべきなのだと思うのだけれど、JALもANAも及び腰。

対抗する可能性があるのは、JALグループ入りしたSPRING JAPN(旧・春秋航空日本)とANA傘下のピーチだけなんでしょうね。

特にSPRING JAPANは日中路線にほぼ特化したLCCな訳で、今後、どう言う都市に就航するのかな?と思うのですが、やはり中国の水際対策が残っている間は、なかなか次の手が出せない感じだろうな…

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