ロシア、ウクライナに侵攻開始!キエフ市域にも迫る!

[temp id=2]

ロシアが、ウクライナに侵攻開始!

ロシアが、2022年2月24日早朝(現地時間)、ウクライナ東部で親ロシア派勢力も多いドンバス地方での軍事作戦を発表しました。

この記事を書いている時点で、既にチェルノブイリ原発はロシア軍が把握。
首都・キエフにも迫って来ていて、近郊の空港も陥落したとの情報が。

東南北からウクライナへの侵攻を開始している状態で、いつまでキエフが落ちないでいられるか…と言うぐらいの状勢になっているかと。

 

軍事作戦の主眼であるドンバス地方には、2月21日に国連加盟国としては初めて、ロシアが独立を承認したドネツク人民共和国(ドネツィク州)とルガンスク人民共和国(ルハーンシク州)が存在しているが、現時点では、まだ州の全域を支配領域に収めている訳ではないコトから、まずは両州を制圧すると言うのがロシアとしては1つ目の大きな目標。

両州を制圧後は、クリミア半島と同様にこの2つの州で住民投票を行い、その結果でロシア本国へと併合を見据えているのでしょう。

NATOのウクライナを含む東側への拡大。

それがロシアを脅かしていると言うのは、事実だと思う。

ジョージアもウクライナもNATOに加盟したいと言い始めたコトは、ロシアからすれば衝撃的な話だったハズですし、国防上、対抗となる手を打たなければならない話なのも事実。

で、対するウクライナも決して一枚岩じゃない状態が長く続いていた。

大統領選挙では毎回、欧米派とロシア派の票数が拮抗。

2014年のクリミア併合の結果、その翌年にミンスク合意が結ばれ、ドンバス地方などへ特別な自治を認める代わりに、外国軍部隊の撤収と言うのが内容でしたが、ロシア側に利点の大きな合意であり、ウクライナも小さな国ではないですが、国力に差があるコトを考えると、本来、手打ちがある話であれば、ココが落としどころだったに違いない訳ですが…

結果的に、ロシア軍の侵攻が始まると言う事態に。

したたかなプーチンが見る先は…?

ボク自身、別に旧ソ連圏に詳しい訳でもないし、軍事評論家でもないので、あくまでも今回のニュースを見ての感想に過ぎませんが…

プーチン大統領は、しっかりと国際情勢の流れを読んだ行動だったのは間違いでしょうね。

ウクライナがNATOへ正式に加盟している訳じゃないので、ヨーロッパ各国は直接的には動けない。
そうなると米軍も、直接は動かない。
原油価格が高騰していて、今ならば国内の経済も何とか持ち堪えられると踏んだのでしょう。

ウクライナ東部地域を確保して、ウクライナ自体には親ロシア派政権を樹立させ、NATOへの加盟を断念させるコトを目指しているのでしょう。

今回の軍事行動でバイデン米大統領が経済制裁を発表しましたが、そこまで強い衝撃のある内容でもなかったように思えるし、米側もカードを温存しておきたいと言うのはあるでしょうが、いきなり踏み込んだ内容にするとインフレ懸念が高まると言う要素も大きく存在していますしね。

で、結局、さっさと軍事行動に移して、既成事実を積み上げて行こうと言う流れなのかな…と(あくまでも素人の考えですが)。

許されるべき暴挙ではないけれども…

ウクライナ。

キエフにしか行ったコトはないですが、ちょうど訪れたのは2017年の9月。
つまりは、既に今回の事態に繋がるクリミア併合の動きがあり、ドンバス地方は内戦状態になっていた頃。

でも、訪れたキエフはホントに平和で、“内戦”と言うのが、遠いどこか別の国で行われているかのようにすら思える状態だった。

ヨーロッパであり、旧ソ連圏であり、物価はアジア以下の価格帯と言う状態であり、街・国だった。

1度しか訪れたコトはないけれども、また行きたいな…と思わせるには十分すぎる街だった。

そんな街が、戦火に巻き込まれようとしている(実際は、訪れた時ですら国の中で戦火が上がっていた訳ですが…)。

正直、ただの旅人しては無力でしかない。

声を上げた所で、誰にも何も届かないだろう。
こんな弱小ブログで記事を書いたところで、誰かに何かを訴えられる訳でもない。

だけれども、軍事的な行動を認めると言う気にはなれない。

ウクライナと言う国は、現在は独立国。

そこへの侵略を認める気にはならない。

しかも、1度だけでなく2度も。

ロシアと言う国は、ソ連と言う亡霊に憑りつかれているのか。

それとも、ソ連と言う夢を、未だに見ているのか。

でも亡霊に憑りつかれていようが、未だに夢を見ていようが、許されるべき話ではないと思う。

各種、経済制裁は発表になったけれども、実質的に意味を成さないように思うし(ノルド2ぐらい?)、制裁が実効的になった時点で、キエフも陥落しているだろうし、ウクライナもロシアの手中に収まっているだろう。

ロシア側の観点に立てば、国防上、いつかはやらざるを得なかったのかも知れない。

それでも、独立国家に攻め入ったと言うコトは事実であり、到底、許されるモノではナイ。
大国のやりたい放題を、いつまで世界は許して行くのだろう。

結局、困るのは庶民と言うだけなのに。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください