ZIPAIRポイント開始!メリットはある?JALマイル延命に使えるかどうか…

LCCでもフルサービスキャリアでも、なんでも良いから、そろそろ空の旅をして、そのまま異国の地に辿り着いて、そのまま旅をして…と言う“ボクのいつものスタイル”に戻りたくなって来たのは、暖かくなって来たからだろうか。

ってか、その前に完全に止まっているサウジアラビアの旅をブログに書きたいのだけれど…

まさかこんなに旅行記が中断するとは思っていなかったなぁ…
旅に出れないのに、旅行記を書く気がしなくなっただけなんだけれど。

ZIPAIRポイントスタート!何に使える?

JAL系の中長距離国際線を担うLCCである「ZIPAIR Tokyo」。
コロナ禍での出発になったLCCですが、ポイント会員サービスである「ZIPAIR Point Club」(ZPC・入会/年会費無料)をスタートさせました。

別にマイルとかじゃないですが、登録するコトで「ZIPAIRポイント」を貯められる様になるとのコト。

ひとまず、どんなサービスなのかを見てみようと思います。

ZIPAIRポイント|獲得方法

・ZIPAIR Point Clubへの入会…100ポイント(初回登録のみ)
・ZIPAIR Point Club Plusへの入会…1,000ポイント(初回登録のみ)
・JALマイルからの交換

現時点では、この3ルートのみ。
この先、広がって行くのでしょうかね?

搭乗や航空券の購入でポイントが貯まる訳じゃないので、あくまでも“マイル”とは異なる性格のサービスだと思った方が良さそうですが。

ZIPAIRポイント|ポイント利用例

・ZIPAIR Webサイトでの利用|1ポイント1円
・機内販売ポータルサイトでの利用|1ポイント1円(4月8日~)
・JALマイルへの交換|2ポイント1マイル

利用できるのは、航空券・各種諸税・各種オプショナルサービス・ZIPAIR Point Club Plus年会費と言ったモノが、現時点ではアナウンスされています。

貯めたポイントの有効期限は、1年間。

一番、可能性がありそうなのは、JALマイルからの交換ですが、交換レートは、こんな感じ。

3,000マイル・5,000マイル…1.0ZPC(1円相当)
10,000マイル…1.5ZPC(1.5円相当)

つまりは10,000マイル単位で交換すればレートが1.5倍になり、お得になりますね。

ZIPAIRポイントにメリットはあるのか?

さて、そもそもこれがお得なのかどうか。

「ZIPAIR Tokyo」が現時点で就航しているのは、

・韓国|ソウル(仁川)
・タイ|バンコク(スワンナプーム)

の成田発着2路線のみ。
そこに運休しているホノルル線が加わると言うかたちです。

つまりそもそも選択肢が、極めて限られていると言うコトになります。

バンコクまでなら、大人1名の運賃は、片道17,000円~と言うコトになっています。

便や利用する日付によっても異なりますが、10,000マイルを交換したら、15,000ポイントなので、少し足りないと言う計算になりますね。

一方の、JALマイルの特典航空券の場合だと、JL031/034便を利用すると必要マイル数が17,500マイル~。それ以外の東京便だと13,500マイル~となっていますから(必要マイル数は変動制)、「ZIPAIRポイント」へと交換すると、お得感がナイですね。

ZIPAIR Tokyoは、スペックは高いと思いますが、LCC。
やっぱりフルサービスを受けられるJALと比べると、差があるのは、当然ですし。

それも加えて考えると、やっぱりあまりメリットを感じませんね。

JALマイルの延命に使えるかどうか

気になるのは、「ZIPAIRポイント」からJALマイルへの交換にも対応していると言うところです。

つまり、JALマイル→ZIPAIRポイント→JALマイルと移行させるコトで、有効期限対策ができるのでは?と言うところでしょうか。

現状、JALマイル→ZIPAIRポイントへ10,000マイル単位で交換すれば、150%の交換率。
ZIPAIRポイント→JALマイルへは50%の交換率。

つまりは75%の減損と言うコトになりますが、仮にそれで有効期限が延命できるとすれば、アリと言えるのかも…と。

現状、JALマイルは、コロナ禍で期限が切れるマイルに関してはe JALポイントへと優待レートでの交換に対応してくれている状態です(10,000マイルで15,000e JALポイントへと交換)。

ただマイルそのものの延命は行っていないんですよね。

仮に「ZIPAIRポイント」を介するコトで、保有マイルの有効期限の延命ができるなら、活用する機会が皆無と言う訳じゃないと思っちゃいますね。
逆に、それができないなら、やっぱりメリットは薄いかなぁ…と。

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