イスタンブールカードはマストバイなアイテム
イスタンブールの空港は2つあるけれども、今回利用したのは、メインの空港であるアタチュルク国際空港(空港コードがISTの方)。
市街までは地下鉄が空港直結になっていて、結構、便利そうに思えるのですが、そもそもこの地下鉄、観光客が立ち寄る様な場所には、市街地で行かない…と言う残念さ(笑)。しかも、やたらと遠回りをしているようにも思える路線なんですが、マルマライ線・地下鉄2号線・各種トラムへの接続もしているので、やっぱり便利。
さて、まず空港から地下に降りて地下鉄の駅に向かうと、自動券売機がありますが、こちらで手にしたいのが、“istanbulkart(イスタンブールカード)”。
交通系ICカードで日本で言う所のSuicaやPASMOに相当するモノです。
メトロやトラム、ボスポラス海峡横断のフェリーや駅内の有料トイレ(基本、駅のトイレは有料)などで利用が出来る優れモノなのですが、さらに嬉しいコトにイスタンブールカードで乗車すると乗車券の割引が半端ないのです。
計算してみます…
メトロ・トラムは現金で切符(以下、ジェトン)を買うと、4リラ。
イスタンブールカードなら、1回2.3リラ。
乗継なら乗り継いだ先の1回目が1.65リラで2回目が1.25リラ。
現金で空港から旧市街に行こうとすると、ジェトンは1枚4リラなので片道8リラ。
イスタンブールカードならば、メトロで2.3リラ+トラムで1.65リラで片道3.95リラ。
往復にすると現金ならば16リラなのに対して、イスタンブールカードならば7.9リラ。
差額は8.1リラ。
デポジットが7リラ掛かるけれども、それでも空港から旧市街を往復するだけで元が取れると言う、何ともバラ色なICカード。
しかも現金だと乗継でジェトンを再度購入しなければならないのですが、それもスムーズにタッチするだけで済むのは嬉しい限りです。
さて…
駅に到着してキョロキョロとイスタンブールカードが買える場所を探すモノの見つからず。
駅手前にあるカフェで売っていると言う情報があったのですが、売っていなくて、駅のお姉さんに聞いてみたら、自動券売機で買えるよ~と(笑)。
長距離バスなどで到着した場合は、随所の売店などでも購入が可能みたいです。
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さて、無事にイスタンブールカードも手に入ったので、地下鉄へ。
想像していた“地下鉄”とはちょっと違う、かわいらしい車両。
長さも短いし、そもそも日本みたいにいっぱい車両を繋げている訳でもなく、駅だって頻繁にあるし、速度も上げない感じなので、LRTに近い感じでした。
寧ろ、“地下鉄”と名乗るのなら、もう少し早さが欲しい感じは否めないんだけれど、空港直結しているだけでもありがたいので、ヨシとします。
6駅目の「Zeytinburnu(ゼティンブルグ)」駅で今度はトラム1号線に乗り換え。
ってか、結局、地下区間がなかったな、この地下鉄。
スムーズな乗り換えでトラムへ、そして旧市街へ!
乗り換えはめちゃくちゃ簡単。
目の前がトラム。
しかもイスタンブールカードがあれば、スムーズに乗り換え完了~。
この乗り換えの便利さは、日本も見習って欲しいぐらいでした。
ココから延々トラムに揺られる訳ですが、車両もアルストム製の新型車で快適。
なんですが、やたらと時間が掛かる気がするのは、トラムだから仕方がない所でしょうか。
何気に約1時間ぐらいの移動でした(メトロ15分ぐらい+トラム45分ぐらい)。
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