スクートとタイガーエアが合併。注意点も!?

スクートとタイガーエアが合併完了

東南アジアを網羅しているLCCの1つであるスクートとタイガーエアが、昨日、2017年7月25日付で合併を完了させ、“スクート・タイガーエア・プライベート・リミテッド”として運航を開始しました。

ブランド名はスクートになり、2レターコードはTRを使用します。

とは言っても、タイガーエアは、本体としては日本ではあまり知名度がないかも知れませんけれどもね。
タイガーエア台湾は、日本各地に就航がありますが、現在、こちらは中華航空が株式を抑えているので、今回の合併とは無縁ですし、名称もそのまま、タイガーエア台湾で継続される予定です。

この合併に関してのQ&Aや変更点などをまとめた記事が、コチラで公表されているので、もしスクートもしくはタイガーエアで航空券を持っている方は、一読するのも良いのかも。

とは言っても、基本的にはほとんど変わりないですけれどもね(特にスクート側は)。

スクートとタイガーエアが合併

この度、2017年7月25日、スクートはタイガーエア 1と合併し、スクートブランドに統一致します。 この合併により、スクートとタイガーエア 1は、予約システム、フライトスケジュールと接続、運送約款、チェックインカウンター、コールセンターもスクートに統一されます。スクートの2レターコード「TZ」は「TR」へと変更になります。 …

スクート・タイガーエア合併記念セール開始

そして、この合併記念のセールが12都市を対象にして行われ始めました。

日本路線で見てみると、

  • 成田・新千歳~台北(桃園):6,900円~
  • 関空~高雄:7,900円~
  • 成田・関空~バンコク(ドンムアン):9,900円~
  • 成田~シンガポール:13,000円~
  • 新千歳~シンガポール:13,500円~
  • 関空~シンガポール:16,000円~

での設定に。
ってか、そんなに安くない感じも。
セールコード“FLYSCOOT”を入力すると、エコノミークラスのフライバッグとフライバッグイート運賃がさらに10%割引にはなりますけれどもね。

航空会社の合併は、そこまで頻繁にある訳じゃないので、もう少し大々的なセールを行うのかなぁ…なんて期待していたりもしたのですけれども、ちょっと肩透かしを食らった感じがしなくもないデス。

まぁ、元々、スクート自体、“激安”と言うよりも、“コストパフォーマンスが最高”と言うイメージがあるので、仕方がないのかも知れませんけれどもね。

合併に関しての注意点がチラホラ

さて、そんなスクートとタイガーエアの合併ですが、ちょっとだけ注意点も。

まずは機材。

スクートはボーイングの787の最新鋭機で就航しているのですが、まずシートピッチが広かったり、bizには電源が付いていたり…と、国際線でも比較的長い距離を搭乗しても、そこそこ耐えられる使用になっていますが、タイガーエアの方は、そこまでシートピッチが狭い訳じゃないですが、通常のLCCクラスと言う感じがあるので、スクートの機材を期待して搭乗すると、やっぱりちょっと違う感を思うかも知れませんね。

いずれはどちらかにサービス水準としては片寄が行われるのかも知れませんけれども、機材数も多いので、片寄するにしても時間は結構、掛かりそうな気がしますし。

まぁ、今の所、タイガーエアの機材で日本に就航と言うのは、ナイのでしょうが、東南アジアの域内路線では、どちらの機材なのかはチェックしておきたい所。

また、東南アジアの域内路線と言う点では、スクートはバンコクの空港は、ドンムアン空港なのに対して、タイガーエアの方は、スワンナプーム空港を使用していると言うのも、注意点になるかも知れませんね。






Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください