ピーチの運賃体系が3種類に!その内容とは…
日系LCCのPeachが就航以来初めての運賃体系のリニューアルを発表しました。
大きな特徴は、今までは受託手荷物・座席指定・フライト変更などが有料になる“ハッピーピーチ”と、受託手荷物が1個は無料で、座席指定も一部の座席を除くと無料だった“ハッピーピーチプラス”の2種類しかなかった運賃体系が3種類になった点に尽きます。
まず、今回のリニューアルで設けられたのは、“シンプルピーチ”・“バリューピーチ”・“プライムピーチ”の3種類。
このうち、“シンプルピーチ”は旧来のハッピーピーチ。
“バリューピーチ”は旧来のハッピーピーチプラスに相当するので、新設されたのは、“プライムピーチ”と言うコトになります。
バリューピーチとプライムピーチの違いを見てみると…
- 機内持ち込み手荷物…
シンプルピーチ→10kgまで
バリューピーチ→10kgまで
プライムピーチ→10kgまで - 受託手荷物…
シンプルピーチ→有料
バリューピーチ→1つまで無料
プライムピーチ→2つまで無料 - フライト変更手数料…
シンプルピーチ→有料
バリューピーチ→無料
プライムピーチ→無料 - 座席指定…
シンプルピーチ→有料
バリューピーチ→無料:プレジャーシート・スタンダードシート
プライムピーチ→無料:スマートシート・プレジャーシート・スタンダードシート - フライトキャンセル時の払い戻し
シンプルピーチ→不可
バリューピーチ→可能:取り消し手数料1080円を差し引いた額をピーチポイントで払い戻し
プライムピーチ→可能:全額ピーチポイントで払い戻し
シートの区分も4種類に分類!
同時に、座席指定が出来るシートを4つのセクションに分類。
- ファーストシート:Web予約時の指定料が1,300円:1列目の全席
- スマートシート::Web予約時の指定料が650円:2~5列目の全席+非常口座席
- プレジャーシート:Web予約時の指定料が500円:6~11列目の全席+14~30列目の窓側
- スタンダードシート:Web予約時の指定料が400円:残りの座席
個人的な感想としては、大分、細分化したのかなぁ…と言う感じがしますね。
どちらかと言うと、海外のLCCに似て来たと言う気がしなくもない。
ただシートの座席指定料金に関しては、スマートとプレジャーとの差額が150円しかないのに対して、ファーストとスマートの差額が大きいコトと、プレージャーとスタンダードの差も100円しかナイのが、ちょっとナンセンスに思えるんだよなぁ…と言うのが、正直な感想だったりしますかね。
具体的に、どれだけ値段の差があるのか
でも、具体的にどれだけ値段に違いが出るの…と思いつつ、7月15日出発で16日帰国の羽田~仁川往復で値段を出してみたら、こんな感じの運賃が出来てました。
それぞれ片道なので、往復にすると、結構な金額の違いが出る感じがしますね。
ってか、そもそもなんだけれども、羽田発深夜便で仁川と言う近さなのに、値段、高くない!?と突っ込みを入れたい感じはしますが、プライムピーチで行くと諸税を省いても、59,810円。
ってか、LCCの金額じゃないやん、コレ。
幾ら、土日出発便と言っても、どう考えても、高いね。
シンプルピーチだと44,510円。
バリューピーチだと53,610円。
この値段の差額をどう考えるか…と言う所ではありますが、どうせならば、プライムピーチには機内食も含まれるのであれば、やや納得が出来るのですが、機内食すら含まれないのであれば、コストパフォーマンスはあまり良くない感じが。
個人的には、別に座席指定する際も、前方かどうかは拘らなくて、窓側かどうかと言う所しか見ないしなぁ…
まぁ、旅のスタイルに合わせて分けると言うのが、正しいんでしょうけれどもね。
お土産をいっぱい買う予定ならば、プライムピーチ…みたいな感じで。
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