ANAマイルがピーチポイントへ交換可能に!

通常は0.9倍でピーチポイントに!

ANAがグループのLCCであるピーチとのマイル面での提携をスタートさせました。

具体的にはANAのマイルを「ピーチポイント」へと交換ができると言うサービス。

交換レートは、1マイル=0.9ポイントとやや目減りする感じはありますが、500マイルから指定のマイル数で交換が可能。

現状、2021年3月31日までの期間限定となる模様ですが、利用状況によっては、延長が検討されるとのコトです。

「ピーチポイント」は、運賃などの支払いに使えるポイント。

1ポイント1円で支払いが可能な訳ですが、今回、ANAのマイルから移行できるのは、500マイル以上で1,000マイル・5,000マイル・10,000マイルの4パータンで交換ができます。

通常だと、500マイルだと450ポイント。1,000マイルだと900ポイント、5,000マイルだと4,500ポイント、10,000マイルだと9,000ポイントに交換が可能ですが、2020年11月10日まではキャンペーンとして、1マイル=1ポイントで交換ができます。

マイルでLCCはお得かどうか

さて…
これがお得かどうか。

個人的に思うのは、まずお得だと思えない人は、こんなパターンでしょうね。

・ANAもしくはスタアラの上級会員
・フルサービスキャリアに乗りたい
・豊富な国際線で利用したい
・休みが取れるタイミングが繁忙期や土日に限定される

逆に、飛行機は単なる移動手段と思える人や、当面、海外旅行は行けないだろう…と判断する人で、国内旅行をする人ならば、お得感がありそうです。

結局、今回の提携のポイントは、マイルで飛ぶのではなく、あくまでも「ピーチポイント」へ交換が可能になると言うコトでしょう。

“マイルで飛ぶ”となると、その路線に対して定額のマイル数が必要になりますが、今回の場合は、そうじゃないと言うところ。

現在は、さほど土日や3連休だからと言って運賃が跳ね上がっている訳ではありませんが、通常ならば、土日や連休ともなるとLCCと言えども、運賃が跳ね上がる傾向にあるので、お得感は薄くなっちゃいますからね、どうしても。

ただ日本~台北線の運航は再開されましたが、他の国際線はまだ運航されておらず、仮に国際線が全便、運航されるようになったとしても、主に東アジアに行き先が限定されるのもマイナスでしょうか。
バンコク線も就航はしていますが、航続距離の関係で、現状は那覇からのみですからね。

一番の注意点としては、「ピーチポイント」には有効期限があると言うところ。

発行されてから180日以内に利用する必要があると言うのが、要注意でしょうか。

一応、「プライムピーチ」で航空券を購入しておけば、払い戻しが「ピーチポイント」で行われる訳ですが、この払い戻された「ピーチポイント」は、払い戻されたタイミングでまた有効期限が180日になるので、実質的には発券手数料のみでポイントの有効期限延長は可能と言えば、可能なのですが、まぁ、それも面倒ですよね、ぶっちゃけ。

なので、交換される方は、

・まずピーチの運賃を調べる
・安そうであれば、すぐにANAのマイルをポイント化する
・ピーチの予約を行い、ポイントで決済する

で良いのかと。

より踏み込んだ提携になるかどうか

コロナ禍の副産物と言える訳ですが、今までグループ会社なのにそう言った提携がなかったANAとピーチ。

こうした動きはやっぱり有り難い話な訳で、折角、傘下にLCCを持つのであれば、今後ともマイル面での提携を続けて欲しいモノです。

スクートやジェットスターグループは、それぞれの親会社とマイル面での提携がある訳なので、ANAもそれに続いてくれればいいのになぁ…と。

マイルを貯めると言う部分でも(めちゃめちゃ積算率は悪いですけれどもね、他社でも)。

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