ANA、A380投入か!?

ANAからビックニュース!?

のんびりとしたお正月。

正月は、あまり話題もないので(しかも、自分自身も出掛けていないので余計に…)、何書こうかな~なんて思っていたら、日経がANAに関するスクープを取り上げていました。

これが…

また…

びっくりする様な話題です。

何と、

ANAがA380を導入する方向で調整中とのコト。

ANAホールディングスは欧州エアバス製の超大型機「A380」3機を国内勢で初めて導入する。発注規模は定価ベースで約1500億円。国内線は人口減で頭打ちとなっており、国際線の拡大に向け大型投資に踏み切る。2018年度にハワイ路線などに投入する見込み。

A380は総2階建てで500席超の座席設定が可能な世界最大の旅客機。1度に大量の旅客を輸送できるため、競合機に比べ1座席当たりの運航コストが約15%低いとされる。

ANA、超大型機エアバスA380導入 3機1500億円

ANAからのプレスリリースはまだ発表になっていないので、ホントにそうなるのかどうかは、ビミョーなのかも知れませんけれど、これが実現すると、日系企業としては、初めてのA380の導入と言うコトになります。

A380とANAの関係

さて、ここで気になるA380。
そしてANA。

A380と言えば、超大型機で知られている機材。
世界各国の航空会社が、超大型機だからこそ出来る空間の演出で創意工夫を凝らしている機材ですが、実の所、そこまで人気が高い機材とは言えず、2015年に至っては、新規の受注が“ゼロ”で終わってしまったと言う、エアバスとしても今後の展開が頭打ちになっている機材だったりします。

世界の航空業界の趨勢は、大型機よりも中型機、中型機よりも小型機で、しかも省エネを求めているのが、現状なのに対して、正反対に位置する機材になってしまっていますし、大きすぎるので、値段も高いと来れば、仕方がないのかも知れませんが。

滑走路に余裕のない日本は、どちらかと言えば、大型機に偏向する傾向がありますが、その日本の航空会社ですら触手を伸ばさないとなれば、その不人気ぶりが分かるかとは思いますが。

勿論、ANAもこれまで全く導入の噂もなかったのですが、こうした話が流れてくるのは、やっぱりスカイマークの救済に名乗りを上げたコトと関連があると思ってしまっても、自然な話。

スカイマークが経営破綻をした一因になったA380の導入。
債権者集会では、イントレピッドとANAがその支援の枠を争いましたが、大口の債権者であるエアバス・ロールスロイス・CITを取り込んで、ANAが支援企業になりました。
エアバスの支持を取り付ける為に、スカイマークがキャンセルしたA380の代わりに、ANAが発注の約束をして、それが今回の話になっている可能性は、憶測ではありますが、否めない状態。

ハワイ・ホノルル路線にA380!?

さて、仮にANAがA380を導入したとして、投入されるのは、ANAが唯一、JALに対して大きく苦戦しているハワイ路線だとも。

確かに、ハワイと言えば、JALだし、JALパックが強い。
昔はコナにも飛ばしていたりしましたし、ハワイアン航空がかなり攻めているので、一時期ほどの強さはないのかも知れませんが、やっぱりハワイへ…と言えば、ANAよりJALなのは、確か。

両社が就航しているにも関わらず、ここまでくっきりと差が出ているのは、珍しい路線ではありますが、もしA380が導入されれば、このハワイ・ホノルル路線へと投入される算段と言う報道。

そもそも力の入れようも違っていて、ANAのホノルル路線は、ようやくこの春から機材がB787-8型機になりますが、それまではしょぼかったしね。

仮に導入されると、一気に座席提供数もUpしますし、これはこれで面白い展開になるのでしょうが、この路線の為だけに機材を投入するとなると、トータルで見ると、プラスになるとは思えないのですが、どうなのでしょうね。
ひとまずはANAからの正式なプレスリリースを待ちたい所ではありますが、大きいが故に、期待内部のレイアウトなどに各社のセンスが出るA380。
導入が決まれば、それはそれで楽しみだったりしますね…

 

 

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